ジョージ朝倉

動くシーンがとてもすき。
今のところみんなの情熱やスポ根とか感じるけど、

溺れるナイフの1件もあり、何かこのままみんなハッピーエンドとはならなそうでごわい。

今流行りのイケメン人たらし！これは罪だよ。テンポが良くてサクッと読めちゃう。思い返すとダメでしょ！この人！って気付く。

熱量が凄い！好きこそ物の上手なれ。随所随所のセリフが胸にグサグサ刺さる。
純平がどんどんカッコよくなっていく。

途中まで読んでた

面白すぎる

思春期の熱情がバレエの世界を通して爆ぜる。
年月をかけた厳しい鍛錬の上に成り立つ技術や知識と、コントロールなんてできない個々の感覚、表現力。人に評価をされてこそ成り立つ舞台で、体も心も、人とぶつかって自分を作っていく思春期のキャラクターたちの中で激しく絡まり合っていく様が面白い。

こうちゃんのものだー！！！

ページから溢れ出す少年たちの煌めきと情熱に息をのむ。
相変わらず映画的で、「静」と「動」を操るジョージ朝倉先生の表現がすごい。

ナイフは水中で空を切る。肺が苦しい。頭上の水面へ焦がれながらも溺れている。苦しく、もがき、キラキラと爆ぜる青春を是非ご一読あれ。