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作品数:6
全90件
せふぁ
3.0
この漫画家さんは絵に味があって、何より風景や小物を使った映画的な演出が本当にお上手。『ロッタレイン』でそれは顕著に見られましたが、もっとシンプルな展開が見られる本作ではそれがより強く感じられます。タイトル『甘い水』にこめられた意味。北海道のもっと田舎の、冷たく暗い雰囲気。序盤でオチや展開が読めてしまいますが、それでも読み進めずにはいられない。これぞ演出の妙味。力強い作品です。
甘い水
レビュー(17)件
完結・全3巻
5.0
a lot of rain、短縮して lotta rain。本作で雨が降るシーンが多々ありますが、どのシーンでも伴うのはなにかしらの感情です。本作のタイトルの意味、それは「激情」でしょうか。まさに、この儚く哀しい物語に相応しいと思います。物語は30歳無職の男、一と、その家族でありながら血縁関係のない13歳の少女、初穂の出逢いから始まります。もちろん、世間はそのような恋愛は許してくれません。途中感情移入しすぎて胃が痛くなり、何度も作品を閉じては開き。。それは、作者の類稀なセンスによるものだと思います。エモーショナルで感情を掻き立てられる画風、登場人物の心境を風景で語らせるテクニック、映画のようなコマの間の使い方。まさしく、恋愛小説を読んでいるような、あるいは恋愛映画を鑑賞しているような感覚に陥りました。加えて、ヒロイン初穂の中学1年生という微妙な年頃の設定。危うさ、妖艶さ、エロさ。初穂は中学1年生にしては色気があり、また早熟で、30歳の男すら虜にする美しさでした。読み手もずっと緊迫する物語。動かすのは、思春期の女の子特有の「白馬の王子様がどこかへ連れてってくれる」願望。これが表出したのが本作終盤なのだと思います。あらすじには"純愛"漫画とありますが、果たして純愛でしょうか。"大人"である一は、視野を広げてより良い選択をすべきだったのではないでしょうか。物語導入部のエピソードの存在する必要性を勘案すると、彼にとってそれは恋愛ではなく「性欲」だったんだろうなと思います。ダメ押しに、他に女性キャラが登場しますが、子供時代を経験したからこそのあの台詞なのでしょう。本作は平たく薄く言うと、「一時の気の迷いの物語」になるのでしょうか。私は、読んでいる最中ずっと心がザワザワしていました。さながら大雨が降っているかのように不安定で。素晴らしい作品です。紙で買い直して良かったと思います。
ロッタレイン
レビュー(41)件
Shungo Kasuga
上・下 読了
おいす
3.7
唇が色っぽい
ゆるふわけいたそ
3.6
三巻完結ちょうどいい。切なくていい
kutsushita/くつした
4.1
北京的夏
レビュー(7)件
完結・全1巻
hismax
ねねねね
4.5
私
4.0
講談社BOX版 すみれの花咲く頃
レビュー(6)件
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