さだやす

基本、後手後手。逆転スカッと劇は期待しない方が良いです。
漫画としての画力は高い、ストーリーのモチーフも好き、テーマも良い。
でも、ストーリーの構成がいまいち。
後手にまわり過ぎて、ハッキングで解決は無理筋じゃないという場面が多々あります。
同系統なら、主人公ファルコンの方が面白いですね。

今時こんなマンガない
無名なのがもったいない

【王道漫画を読み尽くすプロジェクト】
嶋村吉洋です。
王道漫画を読み尽くすプロジェクト第７弾！

『王様達のヴァイキング』は孤独な天才ハッカー・是枝一希とエンジェル投資家・坂井大輔がIT業界を舞台に「世界征服」を目指す物語。
また、本作にはストーリー協力として、アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の脚本などで知られる小説家・脚本家の深見真先生もコラボレートされています。

こういうストーリーに憧れてSEという仕事を志したことを覚えていますが、現実は大きく違いました（笑）
それでも、日本のどこかにはこういう方々がいると思うと心が踊りますね。

著者のさだやす先生の経歴を調べると、
本作で『第66回小学館新人コミック大賞青年部門』で入選となり、連載デビューしたそうです。
実父はさだやす圭先生でベテラン漫画家みたいです。

ハッカーとエンジェル投資家の漫画を描いたさだやす先生には、『PSYCHO-PASS サイコパス』の脚本家の深見真先生との対談が実現するならば、是非とも行ってみたい。

昔読んだ。当時はハッカーの漫画が読みたい！がメインであんまり何も感じなかったけど、今読むと人間ドラマがありますね

これ見てプログラミングの勉強始めた笑ゾクゾクする

途中からスピリッツ

コミュ障凄腕ハッカーがやり手投資家と組んで、悪と戦う的な。持てるハッキング技術を良い事か悪いことかに使う違いだけど、クズと天才は紙一重。ハッキング変態集団ばっかでコードとか全くわかんないのに、一種の戦争漫画みたいにハラハラして楽しめる。現実にもいるITスペシャリストに大尊敬。

主人公の成長に胸が熱くなる。
テロなどの規模が大き過ぎるエピソードより等身大の事件に挑むエピソードの方が好き。

巻末にも情報量ビッシリ！IT。ハッカー。愛すべきヤバイ人達が登場しまくり。

ハイセンスな友達から借りて読んでた記憶。

わりと本格的なIT系ハッカーマンガ。