あらすじストーリー紹介

世界が崩壊しても、片想いは終わらない。 押見修造(漫画家)、驚嘆。 志村貴子(漫画家)、恐怖。 村田沙耶香(小説家)、絶賛。 高月(こうづき)かのん、23歳。 高校時代からストーカー的に想いを寄せる境(さかい)先輩と、 アルバイト先の喫茶店で再会を果たす。 でも、いけない。 先輩は世界の英雄で、そして他の人のモノだから。 ストーカー気質メンヘラ女子の痛すぎる恋に、共感の嵐です!

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.63

188件の評価

3.0

5巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

すごく複雑な気持ちになる漫画。
白鳥の湖とか、カノン流しながら読んだ。

主人公の執着に共鳴する部分もあるから複雑なんだと思う。不倫は気持ち悪い。けど、不倫を許す許さないと裁く権利は当人間にしかないしな…とかグルグルして、より気持ち悪くなっちゃった。
主人公は好きゆえに空回りしちゃうのだな〜経験ないゆえ力こめすぎちゃうのだな〜。
そこのとこへの共感性羞恥もあり…。

1巻読んだときは『青野くんに会いたいから死にたい』と同じ空気感を感じた。
『あげくの果てのカノン』から不倫の気持ち悪さを抜いたのが『青野くん〜』って感じ。

ただ、変わっていくことの恐ろしさとか、好きという魔力が空回っちゃう痛々しさとか、非情に描き出してる作品だと思う。読んでてとっても辛かった。主人公のことも好きになれない。


最後のシーン松木平さんじゃないのかよ!!!
先輩???え???
巻数の限界なんだろうけど、伏線も広げっぱなしで、
修復のこととか、地下地上のこととか気になる設定も多くてもやもや。でもそのSFぶっ飛び具合があったからこそ、主人公の気持ち悪い部分とか、不倫とかに対する嫌悪感が緩和されてる感じはした。

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