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高森朝雄ちばてつや
3.94
3003
完結・全20巻
ある日ふらりと下町のドヤ街に現れた、天涯孤独の少年・矢吹丈。腕っぷしの強さが元ボクシングジム会長の飲んだくれオヤジ、丹下段平の目に止まる。段平は丈に自分の果たせなかった夢を託し、名ボクサーに育てようと熱心に面倒を見る。しかし、段平の願いをよそに、丈は毎日、ドヤ街の子供達を引き連れ、無法な行動を繰り返すのだった。漫画史上の最高傑作、ついに登場!!ジョー、そのパンチで叩き出すんだ、すばらしい明日を!
83件の評価
さほ
3.0
父親の勧めで読んだが…あの有名な衝撃シーン以外は覚えてないです。
梵
4.9
このレビューにはネタバレを含みます。
漫画誌に残る金字塔。この内容を20巻に纏めるのが素晴らしい。丈、力石、葉子、段平、西、紀子など主要人物の関係性も明確で、モヤモヤ感が無い。丈の暴力性、非社会性、反社会性が、ボクシングを通じて少しずつ変化していく過程の面白さ。紀子との会話で「俺はね、紀ちゃん。ボクシングが好きなんだよ。紀ちゃんが言うような青春って奴とは違うかもしれないけれど、生きてるって実感するんだ。」(注:原文ではありません)と静かに本音を話す場面の深さ。最後に控え室での葉子の告白と行動、それに対する丈の応え。真っ白になり、微笑みながら終わるラストのコマ。これ一枚で若者たちが論争するなんて、それだけでも凡百の漫画とは違います。
NORIDAR
5.0
日本漫画のマスターピース
kuroninnikusama
よーよす
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