金の国水の国

岩本ナオ

3.80

4568

発刊:2016.07.08 〜

既刊1巻

『金の国水の国(1)』巻の書影
モサモサロッポさん、他2人が読んでいます

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.80

111件の評価

3.2

1巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

中世のような異世界観での国と国を結ぶ話、だが決して全て政治的でなく、穏やかにそしてそれらがラブロマンスと絡められて描かれています。
登場人物たちが良い人間ばかりで、より一層穏やかな気持ちにさせられるとともに、昔話のようなテイストでありながら現代的なセリフ遣いが笑いを誘う良作。
しかし、話自体は簡単であるのに、読みにくい点が多々あるためそこは少しマイナス。
X=YやX→Yなどの論理展開が一部不自然で(決して難解ではない)日本語的な部分によるモノなのか一瞬「?」と立ち止まってしまう…
さらにコマ割りも特殊で見開きのコマがわりと珍しい使い方をしていたり、一般的でない順番でシーンが並んでいるためその点もスラスラ読めない要因となっています。
それらが特殊だからといって革新的・芸術的ではないし、この漫画に必要な表現であるかというと自分には甚だ疑問ではありました。

この伏線のようなモノは意味があったのかと思う部分もあったり、後半での作品の雰囲気にはそぐわなさそうなアクションシーンの大ゴマなど(自分の主観で申し訳ないが)洗練された作品という感じではないです。
物語の設定やベタながらグッとくる展開は良いので読む価値はアリ

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