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雨隠ギド
3.84
19953
発刊:2013.09.06 〜
完結・全12巻
妻を亡くし、ひとりで娘の子育てに奮戦する数学教師・犬塚。料理が苦手で小食で味オンチな彼は、ひょんなことから教え子・飯田小鳥と、一緒にごはんを作って娘と3人で食べることに!!
344件の評価
おにぎりライダー
5.0
「たべるとこ みてて!!」これですよ。全巻買うって、瞬間決めました。イラストがとても優しいです。ストーリーほんとうに感動します。そして私は、何より"言葉選び"が大好きで、セリフがもう本当に、、すごくいい。ぜひ読んでいただきたい!!!!!!
ホシ カナタ
『甘々と稲妻』が好きな要素はたくさんあります。「飯田小鳥ちゃんがとても可愛いから(おそらく小鳥ちゃんの痛バを持っている人は私しかいないと思います)」、「つむぎちゃんはあんなに幼いのに感情移入が出来てしまうから」、「公平さんを応援せざるを得ないから」…挙げたらキリがありません。 しかし、私の中で一番決定的なのは「敢えて哀しくしない作品である」という点です。 この物語は、「妻を亡くし、男手一つで女の子を育てなくてはならなくなった男性の話」(公平さん)であり、「幼い頃に母親と死別し、多忙な父親に寄り添って暮らす少女の話」(つむぎちゃん)であり、「両親が自分のせいで離婚したと思い、怖くて包丁が握れないけれど、食べることが大好きな女子高生の話」(小鳥ちゃん)であり、「親友と幼馴染みが結婚をし子どもも授かったにも関わらず、幼馴染みが他界してしまい、どう助けたらよいか迷いあぐねている男性の話」(八木ちゃん)でもあります。 彼らは想像力が豊かで、つい、自分のことを後回しにし、他人のことを考えてしまいます。 哀しく描こうと思えば、どれだけでも哀しくできる題材です。しかし、ギド先生はその道を選びませんでした。 「美味しいごはんを皆で作る」、「美味しいごはんを皆で食べる」に焦点を当て、その美しさや大切さを丁寧に紡いでくれました。 哀しい話の方が共感を呼びやすい世の中を、「美味しい」と「楽しい」と「幸せ」で闘ったギド先生の勇気を尊敬しますし、その闘い方に私は感銘を受けました。 「この作品は絶対に最後まで読まなければならない」と心に誓いました。 最後まで読むことができたことを、心の底から嬉しく思います。 物語はここで終わりますが、公平さんやつむぎちゃん、小鳥ちゃん、八木ちゃんたちの人生は、まだまだ続いていきます。 武蔵境に足を運んだとき、中央線に乗ったとき、金沢に行ったとき…ふとした瞬間に、私は皆のことを思い出します。 そして、「今日はどんな夕飯が待っているのだろう」と、我が家の食卓に想いを馳せます。 私は料理が苦手ですが、いつか両親に、「いろいろあったけれど、大切に育ててくれてありがとう!大好きだよ!」のメッセージを込めたフルコースの手料理を作ろうと決めています。そのメニューは、『甘々と稲妻』を参考にさせてください。こんなにも心が温まり、お腹が空き、前を向いて生きていこうと思わせてくれる作品に出会えた奇跡に感謝をしながら、私も、作品の皆に負けないように、美味しいものをたくさん食べます。 こんなにも「愛しかない」、素敵な作品に出会えた私は幸せ者です。
八田モンキー
3.4
毎話泣く
peikoo
まみさん
ぽん酢
号泣必至の温かい親子の絆。累計300万部を超える『甘々と稲妻』がついに完結
【完結漫画】2019年2月に完結したおすすめ漫画6選!『ライミングマン』『煉獄女子』など短い巻数で読み応えのある作品が多数登場!
2019年2月7日:本日発売のコミック新刊
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