ハヤテのごとく!

畑健二郎

3.56

6966

発刊:2005.02.18 〜

完結・全52巻

『ハヤテのごとく!(1)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(2)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(3)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(4)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(5)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(6)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(7)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(8)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(9)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(10)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(11)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(12)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(13)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(14)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(15)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(16)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(17)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(18)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(19)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(20)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(21)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(22)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(23)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(24)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(25)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(26)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(27)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(28)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(29)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(30)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(31)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(32)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(33)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(34)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(35)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(36)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(37)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(38)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(39)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(40)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(41)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(42)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(43)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(44)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(45)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(46)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(47)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(48)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(49)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(50)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(51)』巻の書影
『ハヤテのごとく!(52)』巻の書影
Kanonさん、他2人が読んでいます

あらすじストーリー紹介

夢見がちで定職に就かない父親、博打好きな母親のもと、自転車便のバイトで家計を支えるハヤテ少年。だが規定以下の年齢で働いていることがばれ、クビを言い渡されてしまう。しかも家に帰ると、両親は1億5千万円の借用書を残して逃亡していた。借金取りに追われる身となったハヤテは、一時の迷いから、通りすがりの少女を誘拐しようとするが…!?

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この漫画のレビュー

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5.0
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3.0
2.0
1.0
3.56

157件の評価

3.8

少女・三千院ナギとその執事として1億5000万円で買われた綾崎ハヤテを主人公とするラブコメ漫画。
一週間限定でサンデーうぇぶりにて全巻公開されていたので読みましたが、全52巻を一週間以内に一気読みはなかなか大変でした。

主人公は、博打で作った1億5000万円の借金を両親に押し付けられ、ヤクザに売られそうな貧乏高校生・綾崎ハヤテ。
彼はなんとかヤクザの手から逃れるも、所持金12円で露頭に迷い、困窮の果てに偶然見つけた少女に営利誘拐目的で声をかけることにするも、その文句が告白と誤解されて受け取られ、更にその場を離れた空きに別の誘拐犯に少女をさらわれてしまい、成り行きよりハヤテはこの少女を助けることから、足掛け12年を超える長期連載の幕が開けます。

久米田康治のアシスタントを長期にやっていた影響を受けてか、絵柄に特徴があります。
また、こちらも影響を受けてなのか他作品のパロディネタが多く、ガンダムやエヴァやジョジョ、あ~るやSAOなど、元ネタがわかるとくすりとするネタが多数仕込まれています。

ラブコメというか、むしろハーレム系作品で、恋愛がメインではないです。
ギャグ漫画なのかもしれないですが、長期連載しているうちにお家騒動やバトル要素、学園モノ、更にお嬢様である三千院ナギが漫画家を目指して本気で同人誌を作り、ライバルと競い合う話で何巻も費やすなど、ストーリーの方向性がブレブレでどういう内容の作品かを簡潔に言い表すのはちょっと難しいですね。
序盤は同級生のダメお嬢様に苦労人の万能執事が応え、その流れの中で他の女の子も登場してちょっとエッチな展開もある、ほんわかした雰囲気のお話でした。
ただ、女顔で女装も似合う、気立てが良くて奥手なハヤテがモテモテな展開も自然な感じだったのですが、終盤はハヤテの性格が微妙になってきて、毒舌で性格もそれほど良いわけではないハヤテがモテるもが不自然になってきたのが残念なところです。

中盤までは面白かったですが、後半は惰性な感じがあったというのが正直なところです。
一気読みをしていてもストーリーに寄り道が多く、元々の目的を忘れることもしばしばあります。
途中から"王玉"というキーアイテムが登場するのですが、これが結局何なのか、完全についていけなくなってしましました。
可愛らしい絵柄とは違って本作は壮大なサーガで、思惑や歴史が重なり合い、伏線に伏線が重ねられた複雑なストーリーとなっています。
登場キャラクターも多く、数十巻前に登場したキャラがキークラクターとして当然のように登場する一方で、ハヤテと良い仲になった女の子がスパッといなくなって以降はモブに落ちることも多々あり、読んでいて人物相関図が欲しくなります。
腰を据えて、読み返しながら読まないと理解は難しいかと思います。
ただ、ストーリーはそっちのけでハーレム系ラブコメとして読むと脳が溶解する場面が多々あり、読んでいて楽しい作品でした。
大体全女性キャラがラブコメるのも素晴らしいかったです。
個人的なお気に入りは西沢と泉さん、あと咲夜さん。
特に泉さんの微エロ展開は性癖を歪められるほど大変良かった。一緒にお風呂に入りたいです。

中だるみもありましたが全てに収集をつけ、最終的に一話目に回帰するラストはとても良かったです。
なお、畑健二郎作品は世界観を同一にしているので、他作品も読んで"ハヤテのごとく"の世界にまた戻ってきたいと思います。

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