魔人探偵脳噛ネウロ

松井優征

3.92

17813

発刊:2005.07.04 〜

完結・全23巻

『魔人探偵脳噛ネウロ(1)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(2)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(3)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(4)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(5)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(6)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(7)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(8)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(9)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(10)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(11)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(12)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(13)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(14)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(15)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(16)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(17)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(18)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(19)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(20)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(21)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(22)』巻の書影
『魔人探偵脳噛ネウロ(23)』巻の書影
GachiKenPachiさん、他2人が読んでいます

あらすじストーリー紹介

女子高生・桂木弥子の父親が殺された。密室の惨殺事件。謎に満ちた事件は弥子の日常を混乱へ…。一向に捜査が進展しない中、悲しみにくれる弥子の前に脳噛ネウロと名乗る男が現れた。彼は言う。究極の『謎』を解きたいと…!!

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.92

504件の評価

4.4

23巻まで読みました

ジャンプ00年代の代表作です。
魔界から人間界にやってきた「謎」を食べて生きる魔神「脳噛ネウロ」が、彼に目をつけられた女子高生「桂木弥子」と共に、良質な謎を収穫するために探偵事務所を開き、奇妙に満ちた謎を持つ事件に触れてゆくストーリー。
一見、ミステリーものっぽいタイトルですが、ミステリー色は薄く、ジャンルとしてはファンタジーが近いと思います。

一応、事件が発生し、不可解な状況、矛盾した発言から推理を進めて犯人を特定する、推理漫画っぽいフォーマットで話が展開します。
探偵役は桂木弥子ですが、実際のところ謎を解き明かすのは魔界の謎を食べ尽くしたネウロで、『先生(弥子)に代弁させていただく』という名目でネウロがトリックの解説を行います。
細かな失言や僅かな痕跡から真実を導き出す展開は他の推理漫画同様なのですが、読者にそのヒントは十分与えられておらず、読者も一緒に考えられるような側面は設けられていないです。
推理というよりも、悪事がバレた後の犯人の豹変っぷりを楽しむ作品だと思います。
特に、人気レストランのオーナーシェフが犯人だとバレたときに、逃走を図るため血管から直接薬物たっぷりのスープ"ドーピングコンソメスープ"を注入し、ムッキムキの肉体になるシーンはインターネットスラングとしても有名ですね。

序盤は事件があってその謎を解き明かす短話が続くのですが、中盤より犯罪欲求を増幅させる電子ドラッグをばらまく犯罪者『電人HAL』編、ネウロのライバル的な存在である人知を超えた存在Xi(サイ)との決着を描く『Xi』編、"新たしい血族"を名乗る人物による犯罪に立ち向かう『シックス』編など、数巻ほどの長さの話が入ります。
バトルの割合が増えてくるのですが、どれも完成度は高く、個人的には中弛みなく最後まで面白い作品だったと思います。

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