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冨樫義博
3.99
24385
発刊:1996.03.01 〜
完結・全3巻
地球にやってきたドグラ星の第一王子は、最高の頭脳と最悪な性格の持ち主だった! 王子はディスクン星人と手を組み、地球人の高校生をもまきこんで、親衛隊員の忠誠心を試そうと大芝居をうつが?
739件の評価
きりしき
3.5
オフビートエイリアンコメディ。まあまあ面白いけど別に読まなくても損はしないレベル
おいしく
4.3
いくつかの短編が3巻にわたって描かれる!面白い!野球の話がSFミステリーって感じで世界観がすごく好き!皮肉の聞いたエピソードもあり、読んでてニヤリとしてしまう。また読みたい。
シャリ
作品全体の評価は4.3ではあるが、作中4話と5話で一区切りになる食人鬼編は非常に完成度が高く、評価4.8程の出来である。全体的な評価としては、冨樫義博節みたいなものを感じられ細かい設定や粋な表現などが多く見られ、ハンターハンターに次ぐ冨樫義博作品の傑作であろう。で、食人鬼編だが、全体で70〜80ページ程のこの話だが、作品の質が高く書きたいことが書けてると思う。特に最後辺りの宇宙人が持つ葛藤の描写は心揺さぶられ、人間の問題とも照らし合わせれる。素晴らしい構図だとおもう。結論これはバカ王子が書いた漫画という事になってるがこれはあまりにも少年漫画という枠を超えすぎたこの話に少年漫画ぽさを加えたものであると推察します。食人鬼編を締めくくるセリフも素晴らしく。同級生の宇宙人に何も言えなかった後悔を感じたあとに「明日から寝るなと言われてもオレは眠くなる 食うなと言われても腹が減る 言えることなど何もないのだ」と放つこのセリフは、簡潔に締めくくりながらも登場人物が感じる無力感を表していている。さらに読者にも共感が出来、とても感情が揺さぶられる。長々と語ったが、それだけ魅力があった話。自分の中でトップクラスで好きな話。
りょう
Ryu
んやさん
SFマガジン編集長・溝口力丸と「レベルE」(冨樫義博) | 15の夜に読んでたマンガ 第8回
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