星屑テレパス

大熊らすこ

3.99

4618

発刊:2020.07.27 〜

既刊3巻

『星屑テレパス(1)』巻の書影
『星屑テレパス(2)』巻の書影
『星屑テレパス(3)』巻の書影
せーふぁさん、他2人が読んでいます

あらすじストーリー紹介

内気な少女・海果の悩みは、極度のあがり症でうまく話せないこと。彼女はいつしか友達作りを諦めてしまっていた。そんなある日、転校生のユウが現れる。なんとユウの正体は宇宙人で、「おでこ」同士をくっつけると、相手の気持ちを理解できる「おでこぱしー」の能力を持っており……!?新進気鋭の作家・大熊らすこが描く、"百合"と"宇宙"のめくるめく青春ストーリー。

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.99

31件の評価

5.0

1巻まで読みました

ちょっと不思議な出会いの先には、少女たちの努力と希望が詰まっていた。
……そんな純真無垢なお話が、本作『星屑テレパス』です。


主人公・海果ちゃんは他の人とコミュニケーションを取るのが苦手な女子高校生。
その海果ちゃんの前に流れ星のようにやってきたのは、おでこを通じて相手の心を読み取れる『おでこぱしー』が使える宇宙人・明内ユウちゃん。
この二人が出会うところから、本作の目標である”宇宙を目指す”という物語がはじまります。


宇宙という目標は言うまでもなく高校生にとっては壮大過ぎる"夢"ですが、それをけっして馬鹿にしたり、宇宙人の超能力…魔法で解決したりせず、自分たちが今できることを全力で形にしていきます。
ロケットを完成させる技術や予算がないことを分かりつつも、一歩一歩……一歩一歩、時には遠回りしつつも着実に歩んでいく姿には、繊細さの中に芯の強さも感じて、読んでいて思わず主人公・海果ちゃんを応援したくなります。


表紙をひと目見て気になった方もなんとなく前から本作を知っていた方も、ぜひ手にとって、女の子たちがゆっくり進んでいく姿を見守ってみてください。
教室の一角でもキラキラと確かな輝きを感じる1巻のこの表紙は、海果ちゃんたちの努力の輝きをうまく表現したものじゃないかなと思ってます。

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