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押川剛鈴木マサカズ
3.37
3975
発刊:2017.08.09 〜
既刊11巻
家族や周囲の教育圧力に潰れたエリートの息子、 酒に溺れて親に刃物を向ける男、母親を奴隷扱いし、ゴミに埋もれて生活する娘…。 現代社会の裏側に潜む家族の闇と病理を抉り、その先に光を当てる――!! 様々なメディアで取り上げられた押川剛氏の衝撃のノンフィクションを鬼才・鈴木マサカズ氏の力で完全漫画化!
95件の評価
えどぽん
3.8
押川さんとは絶対に友達になれそうにないけど、明らかな精神疾患や知的障害があっても社会は救ってくれないという側面を見せつけてくれて悲しくて考えさせられる。必要な人に必要な環境を、がとんでもなく難しい。昔、多頭飼い飼育で破綻したおばあちゃんちに動物保護団体の人達が押しかけて、劣悪な環境で飼われている猫について責め立てる番組を見たがその糞尿夥しい部屋で一緒に寝起きしてるおばあちゃんには見向きもしなかった。救いが必要な人はなかなか救われない。
せーふぁ
5.0
9巻既読。統合失調症の妻とそれに振り回される夫と両親がメイン。押川先生のコラムでは、コロナ禍におけるメンタルヘルスの現場が綴られています。次巻発売時点で、世の中はどうなっているのでしょうか。そして"ない"ことの幸せとは。ノンフィクション漫画。近年、コロナ禍により在宅勤務や休校措置などが進み、更に家族や隣人との交流が希薄化した現代社会においてぜひ読んでおきたい作品。扱っているのはうつ病、統合失調症、ひきこもり、アスペルガーなどの精神病。驚くべきは、本作のエピソード全てが実際に原作者が目の当たりにした事実であることです。とりわけ極端なケースを扱っているのは、商業漫画で描く以上避けられませんが、それでも現実のこと。毎巻の押川先生のコラムも必ず読みましょう。こういった事実を漫画化し、読者に提供してくれる鈴木先生ならびに関係者の方々には感謝しなければならないですね。
よね
4.0
えぐい
ぽん酢
kuroninnikusama
刺身ドローン 〜かばやき〜
虐待、ネグレクト…児童養護施設を舞台に、子供にまつわる問題を描く新連載
2021年11月9日:本日発売のコミック新刊
【11月9日付】本日発売の単行本リスト
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