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虚数霊
3.03
278
発刊: 2009.9.5 ~
完結・全3巻
骨董屋を営むレナのもとに集まる様々な品々。その品に込められた思いが「キルレアン測定器」で測れるようになった近未来。そこは震災によって崩壊した東京。人々は暮らす事を大切にしつつも、込められた思いを映す品々は、レナの店の奥でそっと出番を待っている。悪しき思いを帯びた悪霊付の品にはマイナスを表示する「キルレアン測定器」は、骨董の世界を変貌させた。だが目利きたちの仕事は変わらない。モノに込められた人の思い。モノを大切にする人の想い。描かれていくのは、ヒトとモノの美しくも悲しい世界。
富士山が噴火して、その災害の影響が残る近未来での古物商の物語。 …よくこんな設定考えたな! 感知器ができて、大事にされていたかどうかがモノの価値になる、というのはわかるようなわからんような。 マイナスが価値ないのはわかるけどね。事故物件みたいな。 あと、レナが詐欺師に対して言った、「あさましい老害の最後の足掻き」って。辛辣すぎて痛快。
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