"昭和26年、京都。歴史ある料亭の長女・いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めている。料亭「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。その結婚相手のはずだったいち日の妹は、結婚を嫌がって料理人と駆け落ちしてしまう。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日――。年の差夫婦が織りなす、旨し麗し恋物語!"
一方的に婚姻破棄を突き付けられた三十路主婦ユーリは、突如、異世界に迷い込む。冒険者ギルドにいたS級冒険者にポーション収穫の仕事を紹介され、異世界の生活にも徐々に慣れていくユーリは、収穫したポーションのとんでもない秘密に気付いた。外れだと思っていた回復機能のないポーションが、実は醤油だったのだ。しかも、ハズレポーションで作った料理は補正機能のオマケ付き! ユーリの料理は異世界の常識を変えてしまうのか? 「小説家になろう」発、大人気小説をコミカライズ!
「小説家になろう」発! 異世界料理ファンタジー待望のコミカライズ!!5月のHJコミックスのタイトルは、原作ライトノベルも絶賛発売中の「異世界料理道」コミカライズ第1巻!原作の挿絵を手掛ける、こちも自身がコミカライズを担当! 原作イメージそのままに執筆された、漫画版をお楽しみください!! 父親の経営する大衆食堂の見習い料理人、津留見明日太(つるみあすた)は、父親の魂とも言える三徳包丁を火事から救うべく火の海に飛び込んだ。そして気づけば、そこは見知らぬ密林の真っ只中。イノシシにそっくりの野獣ギバに襲われ、『森辺の民』を名乗るアイ=ファという少女に救われた明日太は、そこが異世界だということを知る。ガスコンロも冷蔵庫も存在せず、人々はただ生きるためにモノを喰らう。「食事」の喜びが忘れられた異郷で、見習い料理人が無双する!
かじると中から肉汁が飛び出すトラップを仕掛けたコロッケを幼女に食べさせ、見事顔面に肉汁をぶっかけた挙句、「美味しいお汁が「ピュピュ」って出て来る!」と言わせることに成功させたことで一時期話題となった週刊少年マガジン連載のHENTAI料理マンガ。 百舌と呼ばれた伝説の料理人を祖父に持つ中学生料理人「味の助」が、料理を通して人々との交流や料理人としての成長をするというストーリーです。 基本的には腕が良いが性格に難がある料理人達を、料理の腕以上に相手の事を考えた料理で感動を与えるという展開なのですが、作る料理の肉汁に対するこだわりが激しく、手を尽くして女の子に肉汁をぶっかけたがるやばいマンガです。 ストーリーはちゃんと読めば良い話もあるし、料理でやり込めるというよりも納得して理解させてくれるような展開で好感が持てるのですが、いかんせん作る料理がとにかくセクハラなためギャグ以外の何物でもない。 とにかく料理ができて、女の子に肉汁飛ばした途端、「待ってました!」という気持ちにさせてくれる、ある意味では安定しておもしろい作品です。 ただ、4巻以降では、修行のため一流ホテルのレストランで働く展開となっており、以降は男相手に比較的普通に料理を作っているため、面白さが半減します。 ラストも打ち切られたらしく、短命終わってしまうのが残念です。 ただ、修行を途中で放り出しているわけでもなく、一応区切りがついています。 全5巻と短いですが、本作がネット上に残した痕跡は凄まじく、「肉汁 ピュピュ」や「どう見てもアレに見えるオムレツ」、「あたたか味」などなどの迷言は今なお語り継がれている、怪作だと思います。 料理漫画ですがマガジンらしく、勢いがあって読みやすく、敵もわかりやすく器物破損や脅しをガンガンかけてくるので、読んでいて楽しい作品でした。 ただ、料理漫画としてはあまり参考にはできないかと、食べると顔面汁まみれになるコロッケはちょっと迷惑かなと思います。
by うにたべたい (528)