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『殺意の戦鬼』の書影

殺意の戦鬼

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発刊: 2014.10.6 ~

完結・全2巻

突如鬼と化してしまった高校生、六道ミコト。彼に課されたノルマは『制限時間内に決められた数の人間を殺すこと』。期限内に殺害数を満たせなかった場合、自身の命が奪われてしまうという極限状態の中、ミコトは―――…。死のカウントダウン異能鬼バトルが始まる―――!!

仮面ライダー響鬼・劇場版のコミカライズ作品。 若干アレンジが加えられている他は基本的に原作を準拠した内容となっています。 劇場版響鬼はTV版企画段階では存在した戦国時代を舞台にした作品で、人々に蔑ろにされてバラバラになった8人の鬼たちが、オロチに苦しめられる人々を救うため手を取って戦うという、本放送とは別の時代の響鬼ら鬼たちの活躍を描いた内容になっています。 私的には、本作の劇場版ライダーは初めてラルクやランスを見たとき、いやそれ以上に衝撃のデザインでした。とても仮面ライダーに見えないフンドシでマッチョなライダーたちが登場します。 映像作品では冒頭で現代のヒビキさんや明日夢のシーンがありますが、本作では最初から最後まで戦国時代の話となっています。 そのため、本作中ではライダーという単語すらも出てきません。 ムキムキの鬼たちが、肉弾戦ではなく楽器を奏でることで戦っているので、響鬼未視聴で読むと意味わからなくなること請け合いです。 本作だけでも楽しめると思いますが、TV版を視聴しておくことをおすすめします。 作画についてはマッシヴな鬼たちを十分描けていると思います。 ただ、バトルシーンに関しては、動きがあまり感じられず、迫力が弱いと感じました。 凍鬼の音撃殴 一撃怒涛のシーンなど、良かったシーンもあるのですが、響鬼と歌舞鬼の戦うシーンはただの絵の連続になっていて、命を賭して戦っている様子にはとても見えませんでした。 役者さんはだいぶ特徴を捉えられています。ちょっと目がキラキラしすぎている気もしますが、雰囲気が似ていて映像作品のイメージを壊さないと思います。コミカライズ!って感じ。 映像作品はレンタルなりで視聴が難しいわけではないので、わざわざコミックで読むメリットはないと思います。 私はコレクターズアイテムとして所持していますが、よほどライダーマニアというわけでもない限りは、本作を見たければDVDを借りるほうが良いと思います。

by うにたべたい (528)

“戦鬼”として恐れられている最強の傭兵・オードル。休戦協定が結ばれた日、彼は『暗殺』されてしまう。しかし、死んだふりをして逃げた彼は、姿を変えて生まれ故郷へ向かうことに。その道中、 自分を「パパ」と呼ぶ5歳の少女・マリアと出会い、一緒に暮らすことに!?”戦鬼”と呼ばれた男の子育ては一筋縄ではいかず――。追放された英雄×とにかくかわいい5歳児たちがおくる自由気ままなのんびり暮らしスタート♪

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