「オッサンは恋に臆病なんだよ……」奥手か、実はヤリ手か――…!? 40代の男はハマると危険!! いつもダメな男につかまって失恋しては、上司の梶原に慰めてもらっている坂本。しかし、坂本の本命は実はずっと梶原。彼をふっ切るために他の男と付き合ってはフラれ、そのたびに愚痴を聞いてくれる梶原に惚れるという片想いのループに陥っていた。要所要所で梶原にアピールするも、のらりくらりとかわされて進展はゼロ。…と思いきや、梶原と一夜を共にすることになって……!? 「これで満足したろ?」って、あんたな――ッ!! 梶原さん…私はあんたが好きなんですよ!! この気持ち、どうやったら伝わるんだろう…(泣) 繊細でちょっと鈍感な中年男をその気にさせるには……『イイ女アピール』か『色気』か、それでもダメなら『泣き』か!!? アラサー女子の恋は持久力勝負! “落ちぬなら、落ちるまで攻めようホトトギス” おじさまとの恋愛を描いた表題作ほか、【幼なじみ】【年下男子】【同棲相手】など読み応えたっぷりの胸きゅん短編集!
おびただしい弾雨鼻をつく火気鼓膜を破る着弾その戦場の最前線にあなたはいる!読む者を戦場へと引きずり込むその臨場感!!かつてないほど戦場に近いコミック!!!近未来を舞台に、人間の代わりに戦う人造人間達の物語。先の大戦で世界は夥しく汚染された。その大地を浄化し街を再構築した人造人間達。大きな社会貢献を果たしながらも、彼らは人間達から差別と迫害を受け続ける。機構政府に盲従し酷使されてきた人造人間達の中には、自由と「肉体の再活性化」を求め反抗を露わに行動する者が現れてきた。そんな中、一人の人造人ウィズは、見えない前途から抜け出すため、機構政府軍に志願する。対立する連合軍との争いは激化していく。初めての実戦、降り注ぐ弾雨。顔を半分吹き飛ばされたある兵士が、ウィズに呪詛のように語る。「ここにいるのは…人造人だけだ…人間に造られ…人間の代わりに…殺し合いをして…死ぬんだ…お前も…」
◆中村明日美子推薦!「尖ってつっけんどんで痛々しい。臆病で繊細であたたかくてやさしい。それが吉田さんの漫画(ことば)。」――男が嫌いだ、心の底から。◆男が嫌い。家族が憎い。自分自身を傷つけたい。でも心の底では、愛したいと願っている。この物語は、古い花街で風俗店の店長として生きる女・百花の傷と恢復の軌跡である。男に身体を犯され、性の対象とされることに憎悪を抱く彼女は、男を男に売ることに歪んだ悦びを覚えている。女三代を絡めとる深い業に、終わりはあるのか。画面を埋め尽くすモノローグと、執拗に繰り返される強迫的な会話――マンガ界の異端児・ルネッサンス吉田が過剰な言葉をもって描き出す、絶望とロマンス、そして救済のすべて。