「小笠原さんって何してる人なんですか?」「何って…えっと…ニート?」「ニートぉ?」「え?え?ニートって何?」「や…ニートっていうか…(めんどくせー)」「何歳なんですか?」「25。」「25!?25で無職なんですか?それ男としてどうなんですか?」「…あ、そうだよね。労働は国民の義務だよね」「あ!じゃあウチの八百屋で働けばいいよ」「リコは黙ってろ!!」「えー!?」「えーっと…あの…ニートだけど収入はあるんで…ご心配なく」「親のスネかじってんですか?金持ちのボンボンってことですか?」「え?あれ?そっか…そうなるのか」「ていうか小笠原さん、カノジョいない歴何年ですか?」「え?ええっと…カノジョは…いたこと…ない…かな」
彼にふれる――その時あたしの中の「女のスイッチ」が入る……。化粧品会社の広報部で働く未亜(みあ)は、恋人から突然プロポーズされた。だが仕事に理解を示さない彼に冷めてしまい別れを告げる。しかし、その彼がストーカー化して、うまく別れられず困る未亜。そんな彼女に、救いの手を差しのべたのは、出会ったばかりのイケメン海里(かいり)。しかし彼の正体はなんと!?
ヲタクな彼女は、好きですか? 週3日しか学校に来ない、病弱、可憐な“神秘のヒロイン”白石雪。口ベタでちょっと空回りしがちな、自称“平凡主人公”坂入春彦。少年が何も知らずに恋に落ちたヒロインは…実はヲタクな不登校児だった!? すべてを見透かすキリリとした眼鏡越しの視線、深紫色の瞳、風になびく透き通った白い髪、小学生かと思うほどの低身長。外見はまるで美少女ゲームキャラのような超絶美少女なのに、素顔は好きなものにだけ一生懸命な残念ヲタク娘。近づくこと、理解すること、受け入れること。次々と現れる心のハードル!! はじめは雪の強烈なヲタクっぷりにとまどいつつ振り回される春彦だが、好きなものに打ち込む彼女の姿が徐々にまぶしく見えだして…。さらにドS執事とツンデレ娘カップル、ショタな親友と濃いめのキャラが巻き起こす波乱!? 残念ヒロインと一般人男子の恋の行方、どうぞヲタのしみください!
筆が遅くて売れない作家、寺田雄二とパートで家計をささえるしっかり女房、街子のまわりには笑いと涙と(愛の)パンチがあふれています。ラブラブでガチンコな夫婦の新鮮で懐かしい大切な日々を一緒に体験してみませんか。
まんがタイム系4コマ雑誌の柱とも言うべき、むんこさんの作品です。 飲んだくれでお金がないのにパチンコ通いが止まらない、売れない小説家の夫と、しっかり者で働き者の妻の夫婦の話です。 ろくでなしだが近所の子供には人気の旦那とパートで支える、強くて街の人気者の妻のラブコメ4コマで、夫が仕事をせずに飲み歩き、妻が叱り飛ばして家に連れて帰るのがフォーマットとなっています。 むんこ作品はどれも4コマなのにストーリーがしっかりしていて、毎回ほっこり感動させてくれますね。 また、むんこ作品は他の特にきらら系4コマとは違い、4コマ目で無理やり話を区切るのでなく、毎回ちゃんとオチをつけてくれるのですごいと思います。 絵だけきれいな4コママンガ会でこれだけ人気を博のも頷ける内容になっています。 全3巻で分量的にも読みやすいです。 個人的にはらいか・デイズの方が好きですが、らいか・デイズはもはや終わりなく延々と続くため、完結した作品をさくっと読みたい人には特におすすめです。 らいか・デイズと比較すると、作中で増えていく他の登場人物も含め、キャラクターたちがエンディングに向けて成長していくことも特徴になっています。 ラストまで安心して読める、紛うことなき名作だと思います。おすすめ。
by うにたべたい (528)