誰よりも相撲を愛しながらも、小兵と呼ばれる恵まれぬ身体。もがき…抗い…挑み続けた幕内力士、鮫島鯉太郎。熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。大相撲巨編「バチバチ」シリーズ最終章。
魔女と、その見習い達が平和に暮らす盃島。始祖である「焔の魔女」を称える300年祭の夜、島は謎の巨大浮遊物による攻撃を受け、炎に包まれた。生き残ったのは、ロロアをはじめとするわずかな見習い魔女達だけ。頼れる大人がいなくなった今、存在するかどうかもわからない「焔の魔女」に救いを求めて、見習い魔女達は旅立ちを決意したが…!? 『宇宙よりも遠い場所』コミカライズで注目の著者による、本格ファンタジー第1巻!
発刊数の誤情報について、コミスペサポートセンターさんの対応早くて嬉しいです。 ある日突然故郷を無くした15人の見習い魔女たちと、伝承に伝わる焔の魔女、そして魔女を憎む人間たちのダークファンタジー。 魔女たちが住む大きな浮遊島、盃島。 プロローグ時点、伝説の魔女・焔の魔女の誕生300年祭の日に災禍に見舞われ、多くの魔女が死んでしまいます。 残ったのは主人公ロロアを含む15人の見習い魔女たち。「島の外へ出ると魔力が使えない」という言い伝えを破り外界へ出ると、そこには魔女を憎む人間たちがいました。 世界観と設定が凝っていて惹き込まれました。 3巻完結で無駄がなく、起承転結が明快です。 作者さんの次作を読んでみたいと思いました。
by せーふぁ (1046)