あなたの心を映すお酒を召し上がれ。その店は住宅街の中にあった。・・・いや、オフィス街の狭間だったのかもしれない。店の中には美しいバーテンダーがひとり、“あなたのための”一杯を作ってくれる。その一杯はあなたにとってあまいものかにがいものかそれは、あなたにしかわからない-----真っ黒な失恋、人生の岐路、懐かしい恋、過去の男、未来への決断・・・。さまざまな想いを抱えた人間が開けたのは、とあるバーの扉。美しいバーテンダーが作る一杯のお酒は誰かと誰かの人生を変えていく。この本があなたにとって「大切な一杯」になりますように・・・
「あの日から私は彼のオモチャになった」父の借金のカタに、男だと嘘をつき執事として雇われることになった琴音。琴音の正体を知る人物からの仕事と称して繰り返される調教の日々…。終わらない快楽の果てに琴音がみたものとは…!?