『世界一初恋』。この作品も、商業BL界でも屈指の作品の一つだと思います🥺 . 基本、少女漫画脳な作品はあまり好きじゃないんだけど、春菊先生の描く漫画は筋がしっかり通ってて振り切っているので面白いです。オフィスラブということもあり、ガッツリお仕事メインで進むので漫画編集の大変さや生き甲斐、律(受)が高野(攻)を編集者として上司として尊敬する気持ちも、高野が律の仕事ぶりを認め激励するのもすごく胸が熱くなった! . 春菊先生の漫画は結ばれそうで結ばれない、焦ったさが肝だと思う。攻めキャラと読者を生殺しにする無自覚天然律くん。曖昧ではっきりしない律くんにどついてやりたくなる事もあるけど(口悪い)、その一所懸命さ、謙虚さ、初心で可愛らしいところがどうしても嫌いになれないのです。それが一番この男のずるさ!この寸止めオチの焦ったさに自分はハマりました。 . . 純ロマもとい、セカコイもオムニバスストーリーで、サブタイトルに〜○○(名前)の場合〜という感じで色んなキャラの恋愛模様が描かれます。自分は雪名✖️木佐のカップルが好みかな☺️✌️ . . オムニバスなので全キャラクターにちゃんとその人の人物像があって一人一人の人生を感じられると思います。恋が報われなくても脇役とは思わないし、色んなキャラの視点だからこそ全キャラを愛せるんじゃないかな〜☺️ 何度も読み返したいと思うほどお気に入りです。 . . 漫画にはあんまりでないそうですが、編集者の羽鳥と羽鳥の担当漫画家兼幼馴染の吉野のカップルも小説・アニメでおすすめらしのでまた小説みたらポストします📚
by やび (13)"世界一初恋"漫画本編で主人公律の恋敵として出てくる横澤が主人公の小説 横澤のお相手は同じ丸川出版でバツイチ子持ちの編集長桐嶋です . 世界一初恋で横澤を憎く思ってる人ほど読んで欲しい!という言葉がピッタリの今作。横澤の見た目や言動とは裏腹な執着質で一途で想いと真面目で紳士に向き合う面に今までの横澤への先入観はぶっ壊されるような作品です( -᷄ω-᷅ )❤️ . 「あいつを好きな気持ちは忘れなくていい。大事にとっておけ」 . 桐嶋のこの言葉に萌えました✌️ これは最愛の奥さんを亡くし悲しみに明け暮れ、それでも娘の日和と2人で立ち上がった桐嶋だからこそ出てきた言葉。横澤に高野への気持ちは忘れなくていいと諭すところがかなり良いな。誰かを大切に思った想いは忘れようとしたり上書きするものじゃないと思う。 . 攻めの桐嶋はバツイチ子持ちという設定ですが、桐嶋の娘・日和がほんとーーーーに良い子なんです(><)日和とソラ太(横澤の猫)はこのお話のポイントにもなる存在。日和とソラ太と横澤と桐嶋。基本はこの3人と1匹のおはなしもうどのカップルより家族じゃんね☺️✨ てことは、ふたりの時間はないの?と 思いますが、そんなことはありません うまく2人の時間も作るんだよね〜(´,,•ω•,,`)♡ まあ、カップルってより家族っていうニュアンスのほうがしっくりきますがとても微笑ましく、高野を思ってつらい失恋をしてきた横澤だからこそ心から祝福できました . . この作品をみて、改めて自分の主観では嫌なやつにみえる人でもその人なりの考えとか事情があるんだな。と当たり前なことを猛反する作品だったと思います横澤はそれくらい原作と今作でギャップのある人間でした。とても可愛いやつだと今は思います . 追記:世界一初恋 桐嶋×横澤の映画みたけど逸見の顔がモブ顔レベル高すぎて今年一笑ったんじゃん?!ってくらい笑った。
by やび (13)