人の心が分らないクズ青年と人の心を知りたいアンドロイドが人を識る物語。 他人に合わせることができず 誰とも関わらず一人の生活を送っていた 上小杉惣介。 そんな彼の下に アンドロイドの少女が届けられる。 「私は人とは何かを知りたいのです」 「そんなもの俺にわかるわけがない」 突然始まる同居生活! 果たして上小杉に平穏は訪れるのか!
人間×アンドロイドの次第に心をかわしていくありがちなSFヒューマンドラマ。 ではあるんですが、主人公の人間側に「他人の感情を汲み取る」一般的な能力に欠陥がある点に特徴があります。 主人公は過去その感覚の欠如により家族を壊した経験があり、人間対アンドロイドの問題だけに終始しているわけではない点も本作の特徴です。 アンドロイドのロボ子が「人間らしさ」を学習するためにチャレンジしていく姿勢、そしてその対比として自己嫌悪に陥る主人公の描写。また主人公の妹との確執のエピソードなど、読み応えがありました。全3巻ですが、もっと読みたいくらいでした。 なにより、伊咲ウタ先生の繊細なイラストが美しいです!『現代魔女図鑑』で惚れ込んだ絵柄です。 横顔の美しさ、まつ毛の綺麗さ、男女ともに髪の風に吹かれた時の散り具合などなど本当に美しいです。 また各話のタイトルがユニークだったり、某死のノートや「勘のいいガキは…」のパロディなど小ネタもあり笑える部分もありました。 おすすめです。
by せーふぁ (1046)彼の中にいるのは誰? 幼い頃、幼馴染の一墨に告白したのにその答えをなぜか覚えていない愛生。再び告白しようと、思い出の秘密基地に一墨を呼び出すのだけれど、そこで目にしたのは一墨の信じられない姿。目覚めると一墨は元通りだけど愛生だけには分かるのです。…一墨の中に別の誰かがいる!?
ネトゲでフラグ! ? 大人のピュアえろ★オフィスLOVE! オンラインゲームが大好きな地味OLの野宮さん。 終業後はゲーム仲間のユリンちゃんと一緒に連携バトルをしたり、 職場のイケメン社員・梶村さんについての恋バナチャットをして 過ごすのが毎日のお楽しみ。 ある日ユリンちゃんから「リアルで会いたい」と呼び出されると、 そこにいたは憧れの梶村さん! ! ? ネットカフェのペアシート個室で2人きり… 膝元のブランケットの下で 梶村さんの指がビンカンな部分を刺激してきて――…。 こんな所でしちゃうなんて…ダメなのにぃ……っ! 突然の高難度ミッションに頭もカラダも限界寸前っ! 淫らに始まる激甘クエスト♪♪ 累計800万DL超の人気作が遂に単行本化!
「こういう時は 同時にイくのが お約束だろ?」姉妹の影響でBL沼一直線、一見さわやかイケメンなのにゴリゴリの隠れ腐男子の頼。好きな属性は“小さくて可愛い健気受け”。BL漫画で日々萌えを補充する中、頼のクラスに転入してきたのは好みド直球のあゆむ。仲良くなりたい! と下心満載でタイミングを狙うもうまく行かず意気消沈していると、放課後、本屋のBLコーナーで偶然再会…!?目の前には推し属性の権化、推しの手にはまぎれもないBLコミックス! (エロいやつ☆)もしかしてこれってラッキースケベチャンス―――!?!?目指すは推しの“推し属性”!?BL沼の底で出会った腐男子たちの性癖アバンチュールマーチ★★単行本カバー下画像収録★【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】
活発な女子高生・孫景(スンジン)は、通学途中で見かけた隣校の美少女・秋瞳(チウトン)に一目ぼれ。何とか仲良くなろうと、ぎこちないながらもアプローチしてみるが…。中国weiboで47億PV超の大人気作。オールカラーで完全翻訳出版。
前々からインディーズの日本語訳版をバラで観ていましたが、ようやく待望の公式翻訳版が発売。当たり前ながら時系列でまとめて読めるのは嬉しい。 この作品で私がいちばん好きなのは絵です。繊細ながらシリアスもコミカルも上手く表現されたシンプルなタッチが美しく素晴らしい。 いまアニメ公開中のノブレスにも通づる あちら独特のレベルの高い絵です。舞台は中国ですが、日本と言われても違和感がないくらい自然で馴染みやすいキャラ達が描かれています。そしてチウトンがとにかく可愛い。スンジンやカメラマンの気持ちが分かりますw またストーリーもイイです。コメディ要素も多めで、キャラ達の気持ちもよく表現されていて、共感できて観ていて楽しいです。 ちなみに不満点としては ボリューム。全277ページですが、1ページが3コマ以下のレイアウトで余白が大きく、見やすくサクサク進みますが、その分終わるのはあっという間で 物足りなさを感じます。 また未だ掲載されてない話もあり、これから2巻も発売されるとは思いますが予告はなく時期は不明です。1300円という価格設定から 全て掲載されていると思ったので、できれば全て又はもう2〜3話増やして欲しかったです。
by シン (1409)