「あの決定的な敗戦から数十年」、第二次世界大戦の戦敗国・日本。戦勝国・ドイツによる占領統治下の混迷からようやく抜け出し、国際社会への復帰のために強行された経済政策は、失業者と凶悪犯罪の増加、また、セクトと呼ばれる過激派集団の形成を促し、本来それらに対応するはずの自治体警察の能力を超えた武装闘争が、深刻な社会問題と化していた。 政府は、国家警察への昇格を目論む自治警を牽制し、同時に自衛隊の治安出動を回避するため、高い戦闘力を持つ警察機関(いわゆる警察軍)として「首都圏治安警察機構」、通称「首都警」を組織した。セクトとの武力闘争の中で首都警は重武装化の道をひた走り、中でもドイツが戦時中に使用した動甲冑「プロテクトギア」に身を固め、MG34などの重火器で武装した首都警警備部特機隊、通称「ケルベロス」の名は犯罪者やテロリスト達を震え上がらせた。 しかし、行き過ぎた武装化は国民の反発や自治警・公安部などとの軋轢を招き、特機隊は次第に孤立を深めていく。そして、歴史は彼らに重要かつ最終的な役割を与える事となった…。
フラれた相手への再アプローチは…まさかの! 主人公の五木 啓太郎は目付きの悪さにコンプレックスを 持っている高校男子。 その「悪さ」が祟ったか祟らずか、意中の彼女に正々堂々の アタックをかけるも、みごとに轟沈。 そんなあわれな彼に、意外な方向から救いの神が現れた…のか!? 「バカとテストと召喚獣 SPINOUT! それが僕らの日常。」を描かれていた namo先生のオリジナル作品です!
惚れたヒロインが男性恐怖症だったので 女装男子でお近づきになってたら って嘘が日に日に積み重なっていく三角関係ラブコメ。 ※以下、結末のネバタレに触れて書いております※ 女装男子が男の娘ブームでポピュラーな昨今(2015年)、 意表を突かれたのがサブヒロイン牡丹とのルートでした。 この手のモノってどうしても あぁ、報われないんだろうなぁというところも加味して 牡丹の様な片想いサブヒロインが 可愛く思えてきてしまう自分なのですが… 結ばれちゃった事によって すごく脳が混乱してます(笑) 啓太郎への周囲の視線のようにかく言う自分も 色眼鏡で牡丹を見ていたのではないか…。 報われないサブヒロイン好き…という相当に趣味の悪い 外鯨嬢曰く『存在から気持ち悪い』自分と、 1巻の表紙が外鯨嬢だしこのタイトルでメインヒロインルート以外はないだろうという 先入観のもと読んでいた頭の固い自分が浮き彫りにされるという 胸がざわざわする体験をさせて頂きました。 ありがとうございました。
by 相田コメゾウ (268)