"心の迷宮からの帰還――それは、とびきりの愛妻物語でもあった。作家、重松清氏が絶賛し、話題になったうつ病体験記『新装版 うつから帰って参りました』が待望のコミック化!!『私をスキーに連れてって』『宇宙船サジタリウス』『僕らはみんな生きている』『病院へ行こう』など、80年~90年前半、数々のヒット作を生み出した脚本家、一色伸幸氏が、人気絶頂の最中、突然「うつ」に。うつは心の風邪なんかじゃない。心の「がん」だ!細胞が肉体を滅ぼそうとするのが「がん」なら心が自分を殺そうとするのが「うつ病」だ。と自身の経験を通して語る著者。繰り返される奇行、無気力と突然湧き上がる自殺願望。その壮絶な「うつ」との闘い、それをありのままに受け止め、献身的に支え続けた妻の姿を描いた、感動の「うつ体験記」です。今、「うつ」で苦しんでいる人も、うつ病患者の近くで悩んでいる人も必読です!"
“家族”という呪縛を解き放て!自らも被虐待児だった著者。ぬぐえないトラウマを治療するなかで思い起こされるひどい虐待を受けた友人・知人たちの過去と現在。暴力、性的虐待、ネグレクト、病気・障害への無理解、個人の尊厳の軽視………「家族だから」という理由で、その違和感にフタをしつらい状況から逃れられない子どもたち。成長したあと、彼らはどういう人生を送るのか───?自分を守るために、生きるために、そこから逃げていい。根底にあるのはそのメッセージ。さまざまな事例をもたらす毒親の実態を見つめ、家族の在り方に一石を投じるコミックエッセイ。【目次】プロローグ第1章 毒親から逃れて ~うぶか~第2章 生きづらさを抱える ~マユ・ハナヨ~第3章 毒親に育てられて ~竹中~第4章 どうして毒親は生まれるのか ~アズミ~第5章 毒親の子として ~はるき~第6章 苦しみを抱えた子 ~セナ~第7章 毒親と生きる ~谷瀬~第8章 自分の幸せ ~椿~エピローグ