BL界に新たなジャンルを生み出したと言っても過言ではない、阿仁谷ユイジの鮮烈なBL世界。淫らにうごめき、ピュアに涙する男子たちが、読者の心と体を揺さぶり続ける。滾れ、と…! そんな阿仁谷ユイジが、これまで世に出したすべてのカップルを、今、描き下ろす! さらに、美麗なイラストを網羅したカラーギャラリーとロングインタビューで、作品を生む現場と萌えの根底を徹底披露。 阿仁谷ユイジのBLを愛するすべての人へ… 届け10年目の想い! 本書は紙書籍「阿仁谷ユイジBLワークス Baiser」から描き下ろしコミックと作品紹介を抜粋し、収録したものです。カラーイラストとロングインタビューは [Gallery side]として配信中です。こちらも要チェック! ※こちらの商品は2018/02/01~2018/06/30の期間配信していた『阿仁谷ユイジBLワークス Baiser [Comic side]【eBookサイン会限定イラスト付】』と、特典以外は同じ電子書籍となります。重複購入にご注意ください。
成功と挫折と愛と友情のストーリーを作者様独特の世界観で描かれていますね。 実力はあるのに自由奔放さが仇になって仲間から見放されつつあるニックと、そんな彼から迷惑ばかりかけられる事を疎ましく思いつつもどうしてもほってはおけずいつも彼の面倒を見る事になってしまう同じバンド仲間のビリー。 そんなビリーに想いを寄せつつ、だからと言って友達以上にはなれないもどかしさから排他的な道をたどるニックですが、同姓同士の友情と恋愛の境目、そのぎりぎりのラインを超えるか超えないかのきわどい駆け引きともいえるそのバランスが良い。 最初は海外もののお話だと言うこともあってか少々とっつきにくい作品だなと思ったりもしていたのですが、何度か読み返しているうちに作者様の描く独特な世界観に引き込まれる自分を自覚しました。 音楽と友情と…どちらも大事なものだけれど、そのどちらかを選ばなければならないとき、どちらを選択するかで進む道は全く違ったものになる気がします。友情か仕事か…果たしてビリーはどちらを選ぶのでしょうか?濃厚な絡みは無いけれども小道具の使い方が上手いからなのか、なんか無性にエロいろっぽい。(This item is excerpted from http://www.chil-chil.net/top/. )
▼第1話/世界のゴミ箱▼第2話/忘れがたき故郷▼第3話/バカじゃないな…▼第4話/反逆の象徴!!▼第5話/遅かった…?▼第6話/略奪の天才?●登場人物/タケル(2040年、世界のゴミ捨場に堕した日本でたくましく生きる、正義感にあふれた若者)、カンタ(タケルの相棒)、リョウ(タケルの恋人。バイク部隊を率いる、セクシーな美女)●あらすじ/2025年。日本は遂に経済が破綻し、産業廃棄物や使用済み核燃料など、世界中のあらゆる汚物を受け入れる“ゴミ箱=ダスト・アイランド”へと転落していた。国民の大半は海外へ脱出し、その後には弱い者だけが取り残されていた。しかもアメリカからの圧力で、日本人にはそれぞれの番号をメモリーしたマイクロチップが埋め込まれることになる。夢も自由もない絶望的な状況。だがそんな中にも、、前向きにたくましく生きる若者はいた。それがタクヤ、イチゾー、ヨーコの3人だ。腐敗しきった日本政府とアメリカへの抗議の念からタクヤは、ヨーコの祖父・藤田先生が残した戦闘機でホワイトハウスへ突っ込む(第1話~第2話)。●本巻の特徴/タクヤが自決してから15年後。日本は国連治安維持軍・UNMP(アンプ)の統治下に置かれ、厳しい監視体制が敷かれるという、より一層ひどい状態になってしまった。そんな日本に、自らチップを外し、自由に生きようとする無鉄砲な若者が出現。彼こそ、タクヤがヨーコのお腹の中に残していった子供・タケルだ。タケルは相棒のカンタと共に、弱き者を助け、日本に正義を取り戻すため、UNMPに真っ向から立ち向かう!●その他の登場人物/タクヤ(腐った日本と横暴なアメリカへの抗議の念から、戦闘機でホワイトハウスに突っ込み自爆。タケルの父)、イチゾー(タクヤの親友)、ヨーコ(タクヤの恋人。タクヤとの子供・タケルを生む)、藤田先生(ヨーコの祖父。元国防軍の准将で、施設「自由学園」の教師。人間の尊厳を訴え続けてきたが、特警に射殺される)