かつて栄華を誇った日本の忍者たちは、戦後GHQによって組織を解体させられ消滅した。しかし、実は今でも忍者は秘密裏に存在しており、その数は20万人とも言われている。そして一部の精鋭忍者は国家レベルの争いごとの裏で暗躍していた。一方で、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、その一人・雲隠九郎もニート同然の暮らしをしていた。しかし、そんな九郎のもとについに重大な「忍務」が‥‥!
東雲ミキを殺害しパンツの中身の確認せよ――組織「ギガント」の命を受け、殺し屋・羽桜ケンジは帝陵高校へと潜入する。育ちの良いお嬢様そのもののミキに、任務達成を確信するケンジ――しかしその予想は、あっけなく覆されることになる……!地下<アンダーグラウンド>に生きる殺し屋たちが、学園を舞台に繰り広げる、アクション活劇ここに開幕!!<収録作品>#01ACT:01/登る女THECLIMBINGGIRL/#01ACT:02/偽る2人TWOPRETENDERS/#01ACT:03[END]/何故助けるのかWHYDOIHELPYOU/#02ACT:01/次なる刺客THENEXTKILLER/#02ACT:02[END]/失われた秘宝THEORBISLOST…?
安倍吉俊の漫画作品。 イラストレーターが漫画を描くと大体は雰囲気漫画となりますが、本作もそのご多分に漏れず、内容というよりもテロテロとした雰囲気を味わうものになっています。 雑多な線が特徴な絵でどこか儚げな雰囲気がありますが、基本はギャグ漫画です。 また、本作はメディアミックスされた作品で、漫画の連載中にWOWOWでアニメ放映されており、WOWOWノンスクランブル枠が青春の人にはたまらなく懐かしい作品と思います(私も含む)。 アニメの内容は記憶に残ってないですが、最終話のエンディングテーマだけはなぜか印象に強く残ってます。 名曲ですがカラオケで歌うとドン引きされるレベルでテンションの低い曲ですし、アニメも今見ると特に作画がいいわけでもなし、もう一度見たいとは思いますが、途中で飽きる気がします。 舞台は一応、近未来となっていますが、主人公が下宿しているのは下町の銭湯であり、未来を想起させる描写はないです。 宇宙人(と言ってもほとんど見た目は地球人と変わらない)が地球人と同居している世界が舞台。 巨大なクレーターや、宇宙船の存在が言葉の端々で登場するのですが、宇宙人がいつ、何の目的で地球にやってきて、どういった経緯で一緒に生活しているのかについては言及されず、ただ、地球人と宇宙人が一緒に地球に住んでいると、どうやらそういう世界が舞台です。 主人公は貧乏な予備校生・茅ヶ崎まゆ子と、地球人によって最下層「_7」に格付けられたアンテナのない宇宙人・ニアで、物語の開始時点で一緒に住んでいることとなっていて、毒舌を吐きあっています。 破天荒なニアと、常識人だがたいそう貧乏なまゆ子の苦労の耐えない日常を描いたドタバタコメディ作品です。 社会風刺しそうで風刺せず、雰囲気で感動させてきそうで感動作にせず、物語が始まりそうで始まらずに終わった感があります。 ギャグ漫画ですが、ゲラゲラ笑える内容でもなく、今あらためて購入して読むほどのものでもないと思います。 斯く言う私自身も本書を捨てる機会は多々あって未だに大事に取っているわけで、雰囲気が好きな人はいると思いますが、それ以上にどこか人を引きつける作品だと思います。
by うにたべたい (528)イモムシ、毒花、キノコ、ウミウシ……そしてセーラー服の美少女。虫愛ずるアングラ系水彩画家が人間と植生物との共生・寄生をテーマに描く美しい図鑑のようなコミック&イラスト集、オールカラー! 「ようこそ、生物研究園(アンダーランド)へ」ある日の学校の帰り道、セーラー服の女子高生・るりちゃんが迷い込んでしまったのは、ペストマスクをつけた謎の男・ヤマイダが管理する生物研究園。いろいろな植生物を使った“共生治療法”をしているという……。「でも、ここの生き物…少し大きすぎませんか!?」美しい標本のようなものが並ぶ施設内をヤマイダに案内されたるりちゃんは、次第にその秘密に気づきはじめるが……!? 描き下ろしカラー漫画38ページと、幻想的で憂いを帯びた美しいイラストの数々で構成した、西塚emの商業初単行本!
ダニエル・ガンズは廃棄パーツからフェイクガンダムを作り上げ、コロニー建設・修復現場では”熱血ガンダム野郎”として有名だった。ダリーのチームは連邦軍の護衛の元、テキサスコロニーの修復現場に赴くが、そこはネオ・ジオンを信奉するゲリラ部隊「カラード」のアジトだった。案の定遭遇戦が勃発、不意打ちを受けた護衛が苦戦する中、ダリーの活躍で難を逃れるが、その戦闘の最中、テロリストの破天荒な女パイロットアニーと出会う。期せずしてテロリストの標的になってしまったDガンダムとダリーは連邦軍に組み入れられ、カラードらテロリストの影でブリティッシュ作戦(コロニー落とし)を目論むネオ・ジオンの一部勢力と本格的な戦闘に突入する。”戦争は許さない”という強い決意の元、ダリーが縦横無尽に活躍!