「全てを受け入れてくれる人をようやく見つけられた――」 『悪魔のハニートラップ』(米谷たかね)Hのことで恋愛と疎遠だったわたしの前にイケメンでテクニシャンな同僚が急接近!? 『ヒミツの豹変彼氏』(賀川あいの)婚活パーティで出会った彼がわたしをなかなか抱かない意外なワケとは…!? 『隠れ御曹司と社内コンカツ部』(めぐみけい)社内結婚を促す為の特別部署に配属されたけど、唯一の同僚が憧れの元上司だなんて!! 『ブライダルサロンへようこそ』(御井ミチル)一流のブライダルプランナーな彼にわたしの想いを見抜かれてしまい、そして強引に!? 『秘密のプライベート・ドクター』(藤井サクヤ)初めて出来た彼氏はちょっとツンなお医者さま。キスすらしてくれない理由って何なの!? 『その目、凶器』(本崎月子)ドSな女王さまだとまわりに思われてるわたしに一見わんこな後輩くんが獰猛に迫ってくる!? カバーイラスト:山口ねね ※本アンソロジー収録作品の中には、他コンテンツと重複している作品もございます。
管理栄養士・朝山橙也は、ある日突然妹とともに異世界へと飛ばされてしまう。そんな中、レストラン「健康食堂」にたどり着いた橙也だったが、どうやらこの世界では「健康的な料理」はマズいことが定説で……―― 美味くて健康的な料理はない。そんな極端な価値観を持つ国ミレイスカイに、ひょんなことから転送されることになった管理栄養士の朝山橙也。治安がよく、食材や調理器具に困らない異世界に行けることになったまでは良かったが、科学的技術の未発達により、栄養学があまり受け入れられていない国で、それぞれが好きなように食事を摂るのが常識だった。そんな中、立ち寄ったのが「健康食堂」という名の店。栄養学的観点がゆるいこの世界で、「食からの健康」を求めた料理を提供する、稀有な場所らしい。異世界の料理に期待する橙也だったが、出されたのは、彼が求める料理とは程遠いものがあった……。異世界では貴重な「栄養学の知識」を武器に、しがないサラリーマンだった男がこの世界の常識を覆す――!?
闇深ヒロインたちのまぶしすぎる狂宴!! ずるくてかわいい子年の17歳・根住野(ねずみの)レミが幻獣ヌエに見初められ 変身美少女系ヒロイン・干支天使(エトランジェル)となって、宿敵・怨魔(えんま)と戦う!! 王道フォーマットに収まらない奔放すぎる展開のラッシュはクセになること間違いなし。 中ホメ節炸裂のテクニカルなサンプリングギャグもさることながら、 登場人物たちの萌えキュンな心模様の愛らしさも見逃せません。
中川ホメオパシー氏の連載マンガ。 氏の作風は非常に独特で、有り体にいえば、何を考えて生きていればこんなものが描けるのかわからないようなマンガを描きます。 容赦ない下ネタ、ブラックネタ、不謹慎なパロディが飛び交い、なんの脈絡もなく気持ち悪い怪物が現れるシュールな日常空間。 そんな異常な日常でクラス、どこにでもいる女子高生が運命に導かれ、怨魔(エンマ)という怪物と戦う内容となっています。 主人公の「根住野レミ」は、他人を陥れて利益を得ることが得意な女子高生です。 彼女はある日、神の使いと名乗るネズミのような生き物・幻獣ヌエに出会い、世界のために力を貸して欲しいとお願いされます。 そんな折に怪物・怨魔サソリオが現れ、業火を吐いて罪のない人を焼き殺し始めます。 だからといってどうということもないレミでしたが、ヌエから純金の変身アイテムを渡されたことで金に目がくらみ、レミはチアラットに変身、サソリオを爆散させるという、ツッコミどころ満載なストーリーになっています。 干支天使というタイトルの通り、十二支の物語がモチーフです。 チアラット=ネズミを始め十二支の動物たちに対応した仲間がおり、少しずつ仲間が増えて巨悪を倒す内容です。 敵の怨魔は人間のネガティブな感情がモンスター化されたもので、敵のボスである十二支でいうとネコポジションのシャノワール様が中心となった敵組織が、そういった人の負の感情を利用して怨魔を作り上げます。 設定や展開がかなりプリキュアっぽいのですが、愛や正義を信条に戦うようなキャラは一人もいません。 個性的なタッチのせいでいまいちかわいいと言い切れない女の子たちが、変態に絡まれたり、逆に変態行為に励んだりする、汚いプリキュアとなっています。 リイドカフェで連載されていて、2018年9月頃に最終回を迎えました。 ちなみに既刊3巻で、既に最終回を迎えて何年も経っているのに、最終巻の発売がされないままでいます。 2023年1月現在、ちょうど3巻の続きからリイドカフェで読めますが、このまま最終巻が発売されないままとなると続きがロスト・フィルムになるので、刊行して欲しいところです。 また、本作は実写化されており、主役のチアラットたちを希崎ジェシカや辰巳ゆいらが演じています。 私はまだ未視聴ですが、セクシー女優たちが主演で、メガホンを取っているのが、あのおバカ映画の巨匠・河崎実、おまけに原作が中川ホメオパシーなので、とんでもないできになっているのは間違いないですね。
by うにたべたい (528)