人間1人あたりの細胞の数、およそ60兆個! そこには細胞の数だけ仕事(ドラマ)がある! ウイルスや細菌が体内に侵入した時、アレルギー反応が起こった時、ケガをした時などなど、白血球と赤血球を中心とした体内細胞の人知れぬ活躍を描いた「細胞擬人化漫画」の話題作、ついに登場!!
私ばっかりもんもんするのは絶対おかしい‥‥。目障りな風紀委員・起立匡史(きりつただし)を退学させるため、口無椿(くちなしつばき)お嬢様はご自分のお色気でヤツを陥れることに。ですが、ナイスバディなお嬢様のお色気が起立に全く効きません。逆に、椿様の方がもんもんしてしまうのです。
男嫌いのお嬢様「口無椿」と、超が三つ付くほどの真面目な風紀委員「起立匡史」の不器用ラブコメ。 自分に注意ばかりしてくる匡史を、椿は色仕掛けで陥れ退学にしようと画策するがいつも不発に終わり自分が悶々する結果に。 巷に量産型ラブコメが流通してる中、今作は中々に個性的で魅力溢れる作りになっている。 お互い気にしつつ素直になれないという内容の漫画は、普通周りが、作品によれば当人たちでも気づいている場合が多いが今作はどっちも気づいていない。 というか自分が持っている感情が「恋愛感情」なのかどうかも分かっていない。 そんな中相手との関わり方で悩む両者。なぜ悩んでいるのか、どうしたいのか。何も分からず混乱する様が意外とリアル。 その掛け合いの妙、絶妙なすれ違い加減がとても面白い。
by ヴァッハ (210)『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描き続けた尾瀬あきらが、新境地にチャレンジした意欲作です。「寿限無」など子供でもおなじみの楽しい噺から、「子別れ」「文七元結(ぶんしちもっとい)」など人情噺も落語を知っていても、知らなくても楽しめる内容となっています。この作品の生命線・落語の監修についているのは、落語愛好家にはもうおなじみ、柳家三三師匠です。当代きっての名人・柳家小三治師匠の弟子として修業を積み真打となり、落語界トップクラスの評価をされている実力者です。落語家の世界では30歳代はまだまだ若手なのですが、柳家三三師匠は人気・実力ともに「今おもしろい落語家」としてもっとも注目を集めている次代のホープです。落語って何?古臭い江戸時代の話でしょ?という方でも落語の世界に引き込むコミックです。もちろん落語好きの方も、数十人の現役噺家から取材した修業逸話が随所にちりばめられているから楽しめます。「平成の落語ブーム」として注目度抜群の落語の世界を『どうらく息子』から覗いてみてください。