全国から極道たちが集まる浪花南刑務所…。毎年、クリスマス・イブの夜に密やかに開かれる男たちの闘いがあった。刑務所では年に一度の楽しみとして、誰が心待ちにしている“おせち料理”を賭けての“めし”自慢バトル!! 待望のおせち料理は誰の手に?
実際に食べないってことで一時期ちょっと話題になったグルメ漫画。ムショぐらしの囚人たちによる美味しいもので喉を鳴らす飯バトル。旨いものに飢えてる囚人ならではの話というか、その美味いものを食べるまでの経緯もその人の人生であり、読み応えのある短編集を読んでいるかのような名作。そして食べるものも高級品だとピンとこないから喉がならない理屈も筋が通っていて、話に出てくるものは馴染み深いものばかりなものだから、ついつい「あ~これうまいやつ!すぐくいてえ!」って唸りを上げてしまい、「ごく!」と喉を鳴る。あと最後のページの「ごく」の文字に「そういうことか!」と落語のオチみたいだった
by ラピス@プレトノイヴ (29)ところは京都、烏寺(からすでら)。昔喋るカラスがいたというこの寺に、これまたずいぶん長生きのカラスが一羽おりました。食に焦がれてこのカラス、とうとう人の世界まで降りてきてしまったのです。「はらへりあらたの京都めし」の著者、魚田南がおおくりする、新シリーズ第1巻! 京都めしに恋焦がれて、人間になった年齢不詳・京都在住のカラスが食べ歩く美味20軒! お品書きは全16話。うなぎのお茶漬け、親子丼、カレー、ナポリタン、サンドイッチに、さくら餅! まだあるお品は本編で。 カラスにハトに、ちょい枯れ坊主まで、イケメンたちが食べ尽くすリアル京都めしを、どうぞご一緒に召し上がれ。巻末には、カラスたちの足跡がたどれる、「いとし京都めしざっくりMAP」を収録!
超先端!超先鋭!!少年誌の限界に挑戦しつづける超ナンセンスギャグ。あの!あの?施川ユウキのデビュー作!シュールなキャラ&ネタ満載の一冊!!