数十年の眠りから覚めた、不思議な動くかかし・エルザ。彼女は自分を目覚めさせた女子中学生・朋の力を借りて能古島で暮らしていくことにする。島で仕事を見つけたエルザは、傘職人への夢を抱く朋を応援しながら、島での生活を始めていく。不思議なかかしと多感な少女の友情と青春を描くハートフルファンタジー!![取材協力:のこのしまアインランドパーク]
舞台の能古島は、博多湾に浮かぶ島。作中の自然公園も実在なのだそうです。季節の花が咲き乱れる所らしく、カバー絵は菜の花でしたが美しいですね。行ってみたい……。 登場人物は、かかしです。カワイイけど、人間らしい頭部と衣装に、棒の手足は若干違和感がありますね。でもこの違和感が「話し、動くかかし」の由来や不思議さをいつも考えさせる。 かかしのエルザさんは、前向きで明るく、花畑に立つ姿は手を広げてはしゃぐ女性の愛らしさ。そして行動力があり、自分の在り方を自分で決めようとする強さを持つ。そんなエルザさんを見つけ、目覚めさせた中学生の朋ちゃんは、やりたい事があって踏み出し始めたところ。 内気な朋ちゃんはエルザさんに勇気をもらい、エルザさんは朋ちゃんに友情をもらって、共に歩み出す……そんな心温まる第1巻。 能古島の光景やカラフルな日傘に囲まれて、エルザさんの過去や朋ちゃんの成長をゆっくり追っていきたい、不思議で美しい作品になりそうな予感。 ▲▼ ▲▼ ▲▼ タイトルの「ほとめく」は博多弁だそうです。カバー下の表紙に解説があります。意味を知ると、エルザさんのこれからが見えてくるようです。
by あうしぃ@カワイイマンガ (7)"【うちのヤンキーがエロくてチョロくてほっとけない!!!】世話焼きヤクザ×騙されやすいヒモ。エッチな危機にたびたび陥るおバカ男子とそれを秘密裏に助ける苦労人、アウトロー共のラブコメディ!――“浅はかで鈍いならず者、だけどめちゃくちゃえっちでキュート。”住所不定・無職の綿貫 還(わたぬき めぐる)は無一文になるたびに友人・辰巳 要(たつみ かなめ)の家に転がり込んでいる。要のことが好きな還だが、居心地の良い今の関係を崩さないため気持ちを伝える気はない。ある日、胡散臭い男に紹介された運び屋の仕事でヘマをして、怪しげなクスリを飲まされてしまう。朦朧としながら家に辿りつくも、昂った体を持て余した還は要の寝込みを襲ってしまい…!? ※本作品は一部『Web BABY』に掲載された作品を収録しています。重複購入にお気をつけ下さい。"