読んだ・読みたい漫画を探す

検索

1,478

先発投手としての活躍を求め、球界の盟主・文京モップスから、FA移籍で「仙台ゴールデンカップス」に入団した凡田夏之介。待ち構えるのは、対戦経験の少ない「パ」の強打者たち! 凡田夏之介(32歳)、人生初のパ・リーグ挑戦が開幕!!

『藤本タツキ短編集「17-21」』の書影

藤本タツキ短編集「17-21」

3.71

2697

発刊: 2021.9.1 ~

既刊1巻

『チェンソーマン』を生んだ鬼才・藤本タツキの原点! 漫画賞初投稿作『庭には二羽ニワトリがいた。』から、思春期の熱情が暴走する『佐々木くんが銃弾止めた』、迸る恋心が全てを蹴散らすSFラブコメ『恋は盲目』、ネジがぶっ飛んだ殺し屋少女の恋『シカク』まで――剥き出しの圧倒的才能が炸裂する、初期短編集!!

『岸辺露伴ルーヴルへ行く』の書影

岸辺露伴ルーヴルへ行く

3.74

2642

発刊: 2011.4.5 ~

既刊1巻

荒木飛呂彦×ルーヴル美術館 “世界一黒い絵”を追って、露伴、美の殿堂へ――! ルーヴル美術館バンド・デシネプロジェクト作品として描かれた荒木飛呂彦初のフルカラーコミック123ページ!

『ひぐらしのなく頃に 祟殺し編』の書影

ひぐらしのなく頃に 祟殺し編

3.43

2630

発刊: 2005.11.4 ~

完結・全2巻

祟りか、それとも――。都会から寒村・雛見沢に引っ越してきた少年前原圭一は、その村で毎年6月に行われる「綿流し」と呼ばれる祭りの日に、連続して起こっている殺人事件の存在を知る。一人が死に、一人が消える怪奇。自分にはまったく関係ないと思っていたその事件は…。ネットを中心に爆発的に人気が広がった革命的ノベルゲーム「ひぐらしのなく頃に」。トラップ大好きないたずらっ子・沙都子と主人公・圭一を中心に描かれる、原作の第三章にあたる「祟殺し編」を鈴木次郎がコミック化!

異世界に召喚された少年・スバルが、死して時間を巻き戻す能力「死に戻り」で絶望の運命から未来を拓く! ――たとえ君が忘れていても、俺は君を忘れない。 大人気WEB小説、待望のコミカライズ!

ずっと好きだった堂上に郁が想いを告白し、二人はついにカップルに!新しい日々が始まりドキドキの毎日を送る郁だが、図書館の蔵書の窃盗事件が発生!堂上班が出動することに!?そして迎えた正月、郁は堂上の実家へ…!? 特別編も収録、ラブ全開の別冊編スタート!!

就職難のこの時代、フツーの男子・高村の就職先は今どき珍しい住み込みスタイルの「便利屋 甘栗」! そこの娘の千子ちゃんは女子高生でカワイイんだけど、少し?変な?女子高生だった! 突如、始まった彼女との同居生活は事件の連続!? 変だけどクセになる不思議系JKラブコメディ☆

『二人は底辺』の書影

二人は底辺

3.72

2402

発刊: 2018.7.5 ~

既刊1巻

主人公の染井吉乃は13歳。ヤクザの家の娘ということで、学校でも浮いた存在だった。そんなある日、彼女の祖父が翔真という少年を引き取ると言い出し――…。吉乃と翔真と出会いのエピソードが43ページにわたり描かれます。『来世は他人がいい』(刊行:講談社)『春の呪い』(刊行:一迅社)などで大人気の小西明日翔のデビュー読み切り、気鋭の新人のフレッシュな魅力をお楽しみ下さい。

時は遥かに遡る。ごく普通の少女・田無美代子は、事故で両親を失ってしまう。孤児院へ行った美代子を待っていたのは凄惨な虐待だった。そしてそこから、昭和58年6月の雛見沢へ至る、運命の扉が開かれていく……。「ひぐらしのなく頃に」シリーズの完結編がついにスタート。すべての謎が明かされる――!!

「ひぐらしのなく頃に・解」4作目にして最終章、祭囃し編のコミカライズ。 前作では、ミステリーの枠をとっぱらってしまい、オヤシロ様や未知の病原体、国家的な秘密組織を登場させ、真面目に考察していた層を阿鼻叫喚させることになりました。 本作は完全にそれありきのため、過去作とは違い、少年少女の冒険活劇のような展開となっています。 "未知のウイルス"、"ヤマイヌ"と呼ばれる特殊部隊、突拍子もない話を訴える少女と、それを信じ行動する仲間たちが激突する物語です。 もはや惨劇ではなく、今までの物語を終わらせるためのクライマックスそのものでした。 第1巻表紙の少女は、幼き日の"鷹野三四"です。 鷹野三四の生い立ちから、入江京介、富竹ジロウの招待、これまでの鬼隠しの舞台裏が描かれており、かなり非現実的な内容ではあるものの、これまでの惨劇にまるっと説明がつけられているのは見事と思います。 雛見沢症候群という病について対策が示せていないのが気になりますが、本作でようやくハッピーエンドで終了していて、一作目製作時点でここまでプロットを考えていたとして紛れも無い名作と思いました。 圭一もレナも魅音も沙都子も梨花ちゃんも詩音も羽入も、かつて見せた表情は本作には無く、本作では未来を掴むためにみんなで協力して戦う前向きな姿が見られます。 これまでの作品を追ってきた身からするとその姿だけで非常に感動的で、同時に終わりが近いことを感じられ、寂しさもありました。 なお、中盤にある人物の頭を生きたまま開いて脳をいじくるという"猿脳"を彷彿させる禍々しいシーンがある他、序盤、幼少期の三四が壮絶な虐待を受けるシーンがあるなど、グロ・ホラーなシーンは本作でも健在です。 後半までは暗い展開となるので期待していいと思います。 なお、終盤、有名な"ひぐらしコピペ"のシーンがあるのですが、なんか感動しました。 コピペだけ見ると痛いセリフでしかないですが、一連の流れの中で読むと自然で、何より熱いセリフのように感じられます。 このシーンや、機関車富竹、入江京介の固有結界・メイドインヘブンのシーンは象徴的な名場面ですね。 メインストーリーは本作で終了ですが、コミック版はいくつかサブストーリーやオリジナルストーリーがあるので、そちらもあわせて読む予定です。

by うにたべたい (528)
『咲 阿知賀編 』の書影

咲 阿知賀編

3.53

2350

発刊: 2012.2.6 ~

完結・全9巻

大人気本格美少女麻雀物語『咲-Saki-』(ガールズマージャンストーリー)のスピンオフ!幼き頃、麻雀を通じて仲間たちと絆を深め合った高鴨穏乃と原村和。時は流れ、離ればなれになった二人を繋げたのも、やはり麻雀だった。全国大会で旧友との再会を果たすため、仲間と共に穏乃は再び牌を握る――!!

『風雲児たち 幕末編』の書影

風雲児たち 幕末編

3.45

2347

発刊: 2002.6.5 ~

既刊34巻

天下分け目の「関ヶ原の戦い」で徳川家康が天下を統一、それ以来の歴史を描いたのが「風雲児たち」。その続編「幕末編」がついに単行本化。風雲、急を告げる幕末に……。

『藤本タツキ短編集「22-26」』の書影

藤本タツキ短編集「22-26」

3.76

2345

発刊: 2021.10.4 ~

完結・全1巻

『チェンソーマン』藤本タツキの初期短編集第2弾!! 海中のピアノが繋ぐ少年と人魚の恋『人魚ラプソディ』、芽生えたのは女心か恋心か!? 『目が覚めたら女の子になっていた病』、残酷な運命を背負った妹と兄の物語『予言のナユタ』、絵に懸ける姉妹の愛憎と才能が交錯する『妹の姉』――のちの大ヒット作への萌芽が散りばめられた奇跡の作品集!!

美人でクールで頭がいい憧れのクラスメイト・高床式草子さんに、バカで平凡な根住くんが告白したら奇跡的に付き合えることに!しかし彼女には意外な一面が‥‥。そうーー彼女は、変な知識に詳しかった‥‥。胸がワクワクするエロ雑学満載!高床式さんと一緒にひとつかしこく、ひとつやらしく。

『水上悟志短編集「放浪世界」』の書影

水上悟志短編集「放浪世界」

3.74

2295

発刊: 2018.0.3 ~

完結・全1巻

少年の頃、世界の全てだった団地…でもそこは…!!? 出口も入口もない虚無の旅…その先に待つ衝撃の真実とは…。水上SFの新たなる金字塔「虚無をゆく」を含む全5作収録の待望短編集!!

『ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編』の書影

ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編

3.48

2260

発刊: 2006.11.5 ~

完結・全4巻

昭和58年初夏、雛見沢。圭一が転校してきて間もない頃。幸せに満ちた日々の裏側で、竜宮レナは、仲間も知らない秘密に苦しんでいた……。惨劇に隠された真相を描く「ひぐらしのなく頃に解」シリーズ。その中でも最大の転回点となる「罪滅し編」が、ここにスタート!!

『舟を編む』の書影

舟を編む

3.56

2249

発刊: 2017.6.5 ~

完結・全2巻

玄武書房・第一営業部に勤める馬締光也は、言葉に対する鋭い感覚を買われ、辞書編集部に迎え入れられる。 新しい辞書『大渡海』の完成を目指し、言葉という絆でつながった人々とともに、馬締は辞書の世界へ没頭してゆく――。 本屋大賞受賞の大ベストセラー小説、待望のコミカライズ!

司波深雪(しばみゆき)の心を乱す、金髪碧眼の戦略級魔法師 大陸の魔法師たちとの死闘「横浜事変」よりはや二か月――。事変を終局させた容疑者としてUSNA(ルビ:北アメリカ大陸合衆国)よりマークされた司波兄妹。彼らの前に現れた金髪碧眼の留学生こそ、USNA軍からの使者アンジェリーナ=クドウ=シールズであった。マジコ! が手がける、原作小説9・10・11巻エピソード「来訪者編」コミカライズ始動!

『浅野いにお短編集』の書影

浅野いにお短編集

3.56

2200

発刊: 2018.9.2 ~

完結・全1巻

今年、デビュー20周年を迎える浅野氏の『世界の終わりと夜明け前』以来の読み切りを一冊に凝縮した短編集!!

『ひぐらしのなく頃に解 目明し編』の書影

ひぐらしのなく頃に解 目明し編

3.50

2194

発刊: 2007.0.6 ~

完結・全4巻

舞台は昭和57年。双子の妹という事で忌むべき存在だった園崎詩音は、園崎家頭首の意向に背き興宮の街に戻ってくる。詩音を襲う不安と孤独。だがそんな彼女の前に一人の少年が現れる。彼の名は北条悟史。悟史との出会いが詩音の運命を大きく変えていくのだった! 「ひぐらしのなく頃に 綿流し編」で語られなかった謎が、今明かされていく――!!

「ひぐらしのなく頃に」解答編1作目、目明し編のコミカライズ。 出題編の2章・綿流し編の舞台裏で、園崎詩音の視点で語られています。 出題編までは全てコミック全2巻にまとめられていましたが、解答編からは巻数が増え、本作も全4巻となっています。 全寮制の学園を抜け出して、故郷に戻ってきた園崎詩音は、園崎家にその事が盛れるのを恐れて輿宮で園崎魅音を語り生活を続ける。 そんな折、魅音のクラスメートである北条悟史に出会い、少しづつ彼に惹かれてゆく。 そんな折、北条悟史と妹の沙都子をいじめていた彼らの叔母が殺される事件が起き、悟史は容疑者として警察に連れていかれそうになるが、とっさに詩音は、自分が魅音では無いこと、二人でいたアリバイがあるという嘘の証言をしてしまう。 園崎家に連れてこられた詩音は、園崎家当主・園崎お魎の前で、"けじめ"をつけさせられる。 この"けじめ"のシーンを初めとして拷問や殺人を実行するシーンが多く、寒村舞台にしたミステリーというよりは残虐性の高い展開が印象深いです。 復讐という名のもとに、部活メンバーや村の権力者が次々に殺されますが、過去の、"何が起きたかよく分からないまま殺されていく"という展開に比べると、解答編らしい分かりやすい内容だと思いました。 ただ、結局のところ詩音の考えたシナリオは正解ではなく、重要な部分は本作を持ってしても依然として闇の中となっています。 本作で描かれたのは、あくまでも綿流し編の舞台裏であり、惨劇の答えは次回以降の物語を読む必要があります。 ただ、綿流し編で起きていた不可解な事象の一部は解消されており、パズルのピースがハマるようなおもしろさがありました。 ラストはまだやっぱり後味が悪い感じです。 次作も引き続き読む予定。

by うにたべたい (528)
Loading ...