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『箱舟の行方』の書影

箱舟の行方

3.26

365

発刊: 2006.6.5 ~

完結・全1巻

際どい駆け引きで探りあうオトコとオンナ。でもカラダを合わせてからはまっしぐら──一途でどこか不器用な、様々な恋愛模様をロング&ショートで描いた著者初の作品集。響きあい、感じあう、オトナの恋の物語──。

『黒船』の書影

黒船

3.60

334

発刊: 2001.9.1 ~

既刊1巻

 「このおもしろさが判る奴は本物だ」。かの宮崎駿監督は黒田硫黄作品をこう評したが、その魅力が凝縮された12タイトルの中短編を収録した本書を一読すれば、誰しもその評価に納得するに違いない。 <p>   18世紀を舞台とした海洋冒険譚である中編「鋼鉄クラーケン」や、江戸時代にベトナムから日本にやってきた象とその飼い主の物語である「象の股旅」は、紆余曲折のドラマがはるかなロマンを感じさせる。一転して、現代の平凡な女学生の日常風景「年の離れた男」や料理マンガ「肉じゃがやめろ!」では、ひょうひょうとしたユーモラスな展開を見せつつ生活感も感じさせる。内容は非常にバラエティーに富んでいるが、そのどれもが厚みのあるおもしろさを発揮している。 <p>   独特の筆絵調のタッチはとても絵画的である。少なくとも写実的ではない。しかし、黒田硫黄作品の登場人物には、まるですぐそこに存在しているかのごとき躍動感がある。それを生みだしているのが、登場人物の表情の豊かさだ。気をつけてみると、1カットたりとも同じ表情をしていることがないのには驚かされる。構図取りの見事さも特筆モノだ。1コマ1コマがまるでカメラマンの作品のようで、一瞬の風景をとても印象的にとらえている。本書収録の「わたしのせんせい」は、主人公の少女が自転車で走っていくシーンで終わる。ここではたった2ページの間で前後左右、上下、アップ、俯瞰の構図を巧みに使い分けており、気持ちの良い余韻を演出している。 <p>   本書収録作品は1話2ページの短編から90ページ超の中編までがそろっている。じっくり読みたい人も軽く試してみたい人も、これ1冊で黒田硫黄の魅力を存分に味わえるはずだ。(芝田隆広)

『砂の方舟』の書影

砂の方舟

328

発刊: 1988.11.3 ~

既刊2巻

『約束の方舟』の書影

約束の方舟

3.00

276

発刊: 2007.7.5 ~

完結・全3巻

『幽霊船クロニクル』の書影

幽霊船クロニクル

269

発刊: 2016.3.4 ~

既刊1巻

遭難した時坂のぼるは、1804年のナポレオンによるヨーロッパ制圧が進む大航海時代終焉の海へとタイムリープしてしまった。特殊任務を背負う海軍×暗躍する海賊×全ての秘密を握る幽霊船の胸躍る海洋冒険活劇!

『星の舟に乗って』の書影

星の舟に乗って

3.04

267

発刊: ~

完結・全1巻

つき合い始めて約半年。お洒落して外にデートに行くことが少なくなるにつれて、碧は、自分が彼を愛するように、彼も自分を愛してくれているのかが不安になり!? 生涯のパートナー探しに揺れる女性の心を描いた表題作など、傑作読み切り4編を収録! 【同時収録】草紙/ねずみひき/金襴緞子(きんらんどんす)

『五色の舟』の書影

五色の舟

3.34

267

発刊: 2014.2.1 ~

既刊1巻

先の見えない戦時にありながら、見世物小屋の一座として糊口をしのぐ、異形の者たちの家族がいた。未来を言い当てるという怪物「くだん」を一座に加えようとする家族を待つ運命とはーー。津原泰水の傑作幻想短編を、近藤ようこが奇跡の漫画化。月刊コミックビーム2013年8月号~2014年3月号に掲載の全8話を収録。カバー、あとがき(近藤氏、津原氏)は書き下ろし。

『λの箱舟』の書影

λの箱舟

3.00

266

発刊: 2015.4.3 ~

完結・全1巻

WEBサイト「COMICリュエル」にて連載し話題となった、1920年の英国を舞台にした父子+1(女性)の絆を描いた物語! 生い立ちも価値観も違う3人、カタブツ言語学者・ボーン教授とアウトローの息子・ルディ、そして修道院育ちの女性秘書・バレンタインが一つ屋根の下で暮らし始める。ボーン教授はかつて、そのたぐいまれな言語解読能力をかわれ、軍の指揮下で暗号解読や暗号作成に関わった。第一次大戦が終わり大学に戻ったが、国家機密を知りながら普通の生活を送るボーン教授の存在を、いつしか軍は危険人物としてマークする。そんな時、息子のルディが刑務所から出所してきた。かつて父のことを拒絶していたルディであったが、秘書・バレンタインの仲介もあって、次第に父との関係を修復し、新しい仕事として父のボディガードをすると決意する。心が離れていた父と息子は、行動を共にするようになり、同居するおせっかい焼きの秘書・バレンタインとの生活の中で、今までのわだかまりが少しずつとけていく…。著者初の単行本。WEB連載中から、作品の魅力の虜になる読者が急増! 単行本化に際し、描き下ろし漫画を大幅加筆。

『天ゆく月船』の書影

天ゆく月船

264

発刊: ~

既刊1巻

幼くして父を亡くし、心ならずも政争の渦に巻き込まれてゆく氷高皇女。後の元正天皇の青春を描く傑作。

『方舟』の書影

方舟

3.04

257

発刊: 2000.11.5 ~

既刊1巻

止まない雨、終わる世界。あまりにも静かに、世界の週末は始まった――。「滅び」は未来を思い描くことのできぬ者の上にやってくる。『クイック・ジャパン』に連載された異色の問題作を大幅加筆・再構成し新エピソードも加え単行本化。一艘の方舟が紡ぎ出す、甘く美しく静かで透き通った終末世界。

昭和初期、帝国海軍の保護のもと、“国策”として極寒のオホーツク海へ出漁した蟹工船「薄幸丸」。“糞壺”と呼ばれる劣悪な環境で搾取される労働者たちは、イケメン鬼監督の非人道的な制裁に、きゅんきゅんと胸をときめかせていた……。『蟹工船』×ギャグ×BL!?労働者の叫びと団結を書いたプロレタリア文学の代表作がなんとなくわかるようになる、キケンでユカイな爆笑コミック!◎描き下ろしのおまけ漫画もたっぷり収録!

『聖船のラー』の書影

聖船のラー

250

発刊: 2016.2.5 ~

既刊1巻

話題騒然の…肥沃なるエジプトギャグ! ヘリオポリスの空を聖船が行く… 船の主は、夜死んで日の出と供に生き返る 「太陽神」ラー。 彼とお付きの神官たちと、 その他の神々が織りなす 肥沃なるエジプトギャグ

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