杉浦 紺、30歳、職業、小説家。 柴崎友香(作家)「生活と、書くこと。世界と、言葉で遊ぶこと。絡みあって、隙間があって、移り変わっていく。ひそやかに楽しくて、ひりひりと幸福で、ずっと読んでいたい」 姫乃たま(地下アイドル)「ああ、『滋味掬すべき作品』ってこれのことだったんだ」 雑誌の新人賞を受賞後、警備員のバイトをしながら、小説を書いている杉浦紺(30)。 “先生”でも“天才”でもない、若き純文作家の日常をのぞいてみませんか? ◎巻末対談 「ものするひとたちのリアリティ」 滝口悠生(作家)×オカヤイヅミ もの・する【物する】ある動作をする。ある物事を行う。「言う」「食べる」「書く」など種々の動作を婉曲にいう語。(『広辞苑』第七版より) 綿矢りさ、朝井リョウなどの人気作家15人に、理想の「最期の晩餐」を聞いた話題作 『おあとがよろしいようで』のオカヤイヅミ、初のオリジナル長編作。
「樹さんに、また会いたかったから」 人気ファッション誌ではたらく成葉樹は、恋人の浮気を目撃。最悪な夜、落ち込む樹の前に美しい青年・藤が現れる。優しくなぐさめてくれた彼は「また会えますよ、必ず」と言い残し――そして翌日、編集部でまさかの再会!! 藤は樹に気があるそぶりをみせて…?? 運命の出会いから、疑惑と恋が動き出す。
連載開始直後から、圧倒的な人気を獲得した「キミは宙(そら)のすべて」=「キミソラ」。そんなキミソラの第1巻がついに発売!ユーモアたっぷりのラブコメでデビューして以来、ラブストーリーはもちろん、ファンタジーやホラー、感動ストーリーなど、幅広いジャンルで活躍してきた能登山けいこ。そしてキミソラは、「恋×カギ」で大ブレイクを果たした作者渾身のピュアラブストーリーです。誰かに愛されたいという気持ち。愛する人に、幸せになってほしいという祈り。そして、運命の出逢い……三国莉花(みくにりか)の両親は、彼女が幼い頃に離婚してしまった。父にひきとられ、何不自由なく育てられた莉花だが、母のことを簡単に忘れることはできない。そんな時、離れて暮らす母が再婚したと聞き、父の出張中に母に会いに行くことを決意する。母の住む街で、莉花は源星夜(みなもとせいや)という男の子に出会う。人気者で、超強引な星夜に初めはびっくりする莉花。でもよく笑い、まっすぐに気持ちを伝えてくれる星夜に好感を抱く。しかし、なんと星夜は母の再婚した家の子だった!!「きょうだい」と「好き」の間で揺れる2人の恋の行方は……!?増刊でぶっちぎり大人気だった番外編も収録し、そして莉花と星夜が出逢う前のエピソードを描き下ろし!また、大人気作品「放課後エデン」の番外編も同時収録。
イケオジ教授とキノコの魅惑の世界へようこそ!! 憧れの君とのめくるめくキャンパスライフを目指して入学した大学は「実学主義」をモットーとする日本有数の農業大学だった――! 新大学生の天谷は入学式の当日、不思議な女の子と奇妙なキノコ教授と出会ってしまい…? 食べて美味しい!見て可愛い!! 奇妙でキュートなキノコをめぐるアカデミックコメディ開幕!
きのこ、というと誰でも思うことは「山の中とかで見つけたきのこが食べられるか」だと思うのですが、それに対する、きのこの先生・三枝教授の返答はなるほど確かに!と思ったのですが、きのこ好きの間では定番ジョークなのですね。このジョークは、人に使いたくなります!是非中身をご覧ください。 他にもきのこの食べ方や、そもそもきのこは植物か、など、きのこの身近な疑問に三枝教授や、研究室の先輩達が優しく答えてくれるので、1巻で結構きのこに詳しくなれた気になれます。 主人公の新入生・天谷は、先生という人種が嫌い。そんな彼が、変人の三枝教授と出会い、さらにきのこに詳しい小学生の舞ちゃん、同級生、先輩達との出会いから、人として成長し、学びの門を開くことができるのか。彼のこれからの成長が楽しみな作品です。
by あうしぃ@カワイイマンガ (7)