20世紀後半――地球に突如として現れた謎の生物「イペリット」。敵と認識された人類の多くは滅ぼされ、地上は廃墟と化していた。生き残りのデルウハは、絶望の果てに自ら死を選ぶが、ある研究所の人間によって一命を取り留める。その研究所では、イペリットに対抗するべく造り出された少女たちがいた!
歌舞伎町のスナックバー『或子(アルコ)ホール』で偶然出会ったトモとナヲ。美大生のトモは卒業制作や友人関係で悩み、社会人のナヲは元カノを引きずり続けている。悩みを打ち明けたり隠したりしながら、いつしかその関係は、互いに大切なものになっていき……。たらつみジョン三年ぶり待望のBL新刊は、青春&エロス群像劇! 【同時収録】さんかくのなまいき
千十星さんの難儀な日常(?) マッドサイエンティスト・・ではなくてロボット研究開発者・天音千十星は、同居する愛姪で本作の主人公である天音せんりのために、ヒューマノイド型ロボットの開発を進めていた。 しかしロボットが完成間近に差し掛かったとき、稲光とともに宇宙からやってきた少女・ソラがロボットの身体に精神を宿し乗っ取られる。ソラはせんりを姉のように慕い、不思議な同居生活が始まる。 そんなソラをめぐって、アトリアをはじめ宇宙から次々と追っ手がやってきては千十星の意向などお構いなしに居候していき、天音家はてんやわんやの大騒ぎ。 千十星はときに心労しながらも、せんり達を温かく見守っていく。 淡海音々葉先生が描く可愛らしい絵と、親しみやすいキャラクターに、ゆるくてちょっとおかしなストーリー展開。ときにキレのあるセリフも飛び出してきます。 派手さはそれほどないけれど、確実にきららの王道をゆく作風は安心感があって、傍に置いておきたくなります。 もっと多くの方に読んでもらいたい作品です!
by みゃーこひたちの (3)