電撃文庫のライトノベル『デュラララ!!』のコミカライズ二作目。 原作ラノベの2巻にあたる罪歌編のコミカライズです。 竜ヶ峰帝人のクラスメイト「園原杏里」がメインのストーリーです。 彼女はクラスの女子から阻害されており、帝人や正臣に依存しながら学園生活を送っているという考えを持っています。 そんな折、池袋で辻斬り事件が多発し、セルティもまた辻斬り魔に遭遇しない首を飛ばされてしまう。 セルティにその話を聞いた岸谷新羅は、昔、池袋にあったという罪歌という妖刀の伝説を思い浮かべる。 時を同じくして、ダラーズのチャットでは、罪歌というチャットネームの謎の人物が、平和島静雄をターゲットにするような暗号めいた書き込みを行う、という展開です。 ここまではアニメで予め履修済みなので、すんなり入れましたが、罪歌編は若干ややこしいです。 犯人が二転三転し、他のデュラララ作品同様、複数のキャラクターの異なった思惑が並行で動きます。 複数のストーリーが同時に動いて最終的には終着するのですが、結局のところその目的は今後のストーリーで明かされる形となります。 罪歌がなぜ現在の持ち主のところに来たのか、なぜ現れたのか、その理由は既に登場している他のキャラクターと深い関わりがあるのですが、本作ではその説明はなく、本作のみでは完結しない内容となっています。 本当の持ち主や、罪歌の特性については本作で明かされる展開もありますが、2巻の本作からは以降の作品も読むことが前提で作られているところがあるので注意が必要と思います。 作画担当は前作同様、茶鳥木明代氏です。 前作を読んだときは、緊迫感の無い絵に感じるところがありましたが、本作では間や構図がかなり上達していると感じました。 二作目の後半ごろになると、罪歌を構えたキャラクターのエロかっこよさが際立って、個人的には動きを感じられてすごくうまいと思います。 本作の続編もコミカライズされており、引き続き読んでいるのですが、安定しておもしろいです。 ラノベ読了済みであっても、コミック版もおすすめします。
by うにたべたい (528)〈七つの大罪〉は実は今話題のテレビドラマだった!! メリオダスをはじめとする役者たちはあんなやつにこんなやつ!? ドラマ〈七つの大罪〉撮影の舞台裏に迫る爆笑スピンオフ! メリオダス=天才子役で腹黒!? エリザベス=コミュ力ゼロな激ツン娘!? キング=叔父(オープンスケベ)&甥(むっつり)で2人1役!? バン=女子力高すぎイケメン俳優!? ギルサンダー=ウザいナルシスト!? ホーク=監督=トンカツ!? 〈七つの大罪〉は今話題沸騰中の人気ドラマ! しかし個性的な役者陣の素顔は意外すぎて――!? メリオダスは「天才子役」! でも腹黒!? お菓子作りが得意で女子力が高いバン!? 2人もいる上に親戚同士のキング!? クールすぎてデレられないエリザベス!? 誰も知らない彼らの素顔が今明らかに! 『七つの大罪』公式スピンオフ楽屋裏コメディ!
京都でテーラーを営む曽根俊也。ある日、彼は父の遺品の中から黒革の手帳、そしてカセットテープを発見する。手帳は英文でびっしりと埋め尽くされており、さらに「ギンガ」「萬堂」という製菓メーカーの情報が。そしてカセットテープには幼い子供の声が入っていた・・・。その声は、31年前に起こり未解決のまま迷宮入りした、【ギンガ・萬堂事件】で脅迫に使われた録音テープの音声と全く同じだった。――「これは僕の声だ」。 そこから俊也の苦悩が始まる。それと同じ頃、大日新聞大阪本社の新聞記者・阿久津英士は年末の特集記事で【ギンガ・萬堂事件】を扱うことに。英国に犯人らしき重要人物がいたとの情報を受け渡英するが・・・。31年前、実際に起きたあの未解決事件に迫るミステリー大作!!
「エルフの聖域」と呼ばれる巨大なダンジョンに挑む冒険者たち(剣士ちゃん、魔道士ちゃん、etc…)。しかし彼女らには避けて通れぬ大きな問題があった。ダンジョン内には「おトイレ」がないのだ…。王道RPGの世界観を背景に「おトイレ」=「お花摘み」を巡る冒険者たちの切実な戦い(?)を描いた、全世界待望、前代未聞、唯一無二の【お花摘みRPGファンタジー】降臨!!!