イラスト、装画など多ジャンルでも活躍、うっとりする線と 独特の構図で多くの漫画愛好家を惹きつける西村ツチカ作品。 3冊目となる短編集を、『北極百貨店のコンシェルジュさん』第1集と 同時に刊行します。 卒業後の母校をふと訪れる男子を描く新作読切『アイスバーン』、 厄介男子とスーパー美少女が袖振り合う『P対NP問題』、月刊誌 「ヒバナ」で掲載した読切『ゲームくん』、夜中の少女の部屋を 幻想的に描く『ココット物語』など、本人の意欲作を計8作品収録! 前作『さよーならみなさん』から4年ぶりとなる新刊は A5判サイズ(148ミリx210ミリ)で登場、摩訶不思議な世界を ちょっと大きめの判型で楽しめます。 新しい世代の「マンガ」のそよ風を感じる1冊です。
かつて京で、幕府に背く長州藩らの不逞浪士を取り締まっていた武闘集団「新選組」。明治元年、今や長州・薩摩が官軍を名乗り新選組は賊軍と化していた。官軍に北へと追いつめられる中、新選組副長の土方歳三は、重病を患う友・沖田総司のもとを訪れる。はたしてその真意とは――!
主人公を土方歳三に据えた歴史漫画。 歴史漫画の醍醐味は、終わりがわかっている史実をベースにしながらも、どの辺で作者の色が出ているかを比較しながら楽しむところにあると思います。 この点、本作は初っ端から「土方歳三の小姓・市村鉄之助と沖田総司を入れ替え、沖田総司を生き長らえさせている」 という大胆なアレンジから入ります。 過去を回想するかたちで池田屋事件のエピソードも挿入されますが、ここも他では見たことがない切り口。新鮮です。 その他、新政府軍に対抗すべく、東北に朝廷を建てる構想があったという一説をストーリーに組み込んでいたりと中々面白いです。 作画の迫力や最低限のセリフ、テンポのいいナレーションも相まってとっても読みやすいし「if」のストーリーに違和感がない。 なにより洋装をして土方と共にする沖田が見られて嬉しい…これぞ漫画の醍醐味ですよね。
by せーふぁ (1046)社内の忘年会の後、気がついたら知らない部屋で部下の杉本に挿入されていた早乙女。酒のせいか前後の記憶がまったくなく、このことはお互い水に流そうと提案するが、杉本から思わぬ愛の告白を受け、更には叶わぬ恋と諦めていたのに早乙女から迫られ体の関係を持ったと告げられた!このかみ合わない原因は前日の余興でかけられた催眠術のせいらしく!?あいつのことばかり考えてしまうのも触れただけで赤くなるのも全部、催眠術のせいなんだ!!【収録作品】催眠術なんて信じない!!催眠術なんて信じない!!2土中の繭(前編)土中の繭(後編)顔(描き下ろし)★単行本カバー下画像収録★【電子限定で描き下ろしの2ページ漫画が収録されています。】