「灯のことは、オレが守ってやる」 *** 薄井灯(うすいあかり)は名前のとおり幸薄い女の子。 両親を亡くし、借金を抱えながら会計事務所で働いている。 一方、悪蛇組(わるだくみ)の若頭・スミレは、 危篤状態の組長に「所帯を持てば跡目を継がせてやる」と言われ、 嫁のフリをさせるため知り合いの女・蝶子(ちょうこ)を呼びにやるが、 手違いで灯が連れてこられてしまう。 交差するはずのない二人の人生だったが、 お互いのことをちょっぴり「カッコイイ! 」「可愛い! 」と 思ってしまったのが運のツキ!? スミレは灯を“姐さん"として、祝言を挙げることに…! 「今日だけはオレの女になってくれ、灯」 「スミレさんを感じたい…もっと気持ちよくしてほしい…」 一夜限りの芝居のはずが、 灯はそのまま悪蛇組の“姐さん"を続けるハメになってしまい!? 「ダメなのに、スミレさんのこと好きになっちゃう――」 *** 天涯孤独な女の子とヤクザの若頭。 出会うことのない二人の世界…のはずが!? 人違いから交差する運命、身代わり結婚、そして初恋…。 幸せに慣れていない女の子が心の芯まで愛される、胸きゅんラブストーリー!
1990年代前半、日本のプロレス団体が分裂に分裂を繰り返し、新日本プロレス、全日本プロレス、リングス、Uインター、藤原組、FMW、SWS、ユニバーサル・レスリング同盟、パイオニア戦志、全日本女子プロレス、JWP、LLPWが群雄割拠し、さらに、W☆ING、みちのくプロレス、パンクラス、オリエンタルプロレス、NOW、PWC、SPWF、WAR、大日本プロレス、DDTが次々と旗揚げしてゆく熱い熱い多団体時代が到来した。この「最狂 超プロレスファン烈伝」はその熱い時代をリアルタイムで生きた漢達の物語である。好きなモノに対し無限の熱情を燃やし続ける生き方を実践した漢達の物語である。プロレスファンの貴方には勿論のこと、他のジャンルで熱情を燃やし続けている貴方に読んでいただきたい物語である。あの燃えに燃えた熱情の嵐を、御堪能ください。講談社版第1話から第5話を完全収録。まんだらけ版の巻末付録である第5.5話「怒りの獣神」を第16.1話として収録。1994年6月18日リングス有明大会のパンフレットに寄稿した漫画「最狂超リングスファン烈伝」をkindle版付録、第16.2話として収録。
1984年に誕生して世界的な大ブームを巻き起こし、2007年からのスティーブン・スピルバーグ製作総指揮による映画シリーズも興行成績の記録を生み出し続ける、日本が生んだ世界的ロボットキャラクター『トランスフォーマー』。トランスフォーマーG1(ジェネレーション1)と言われる1984年~1991年に展開し、日本でのヒットを支えた『テレビマガジン』(講談社)連載のコミックスがついに完全版として電子コミックスで復活! このコミックスは日本版トランスフォーマーの原案、キャラクターデザインをてがけた金田益実&まがみばん自らによって生み出された。テレビには登場しないキャラクターや設定なども登場し、純粋にSFコミックスとして楽しめるだけでなく、資料的価値も高い。具体的には、第1巻のウオッチボット、第2巻のダブルチェンジャー部隊、巨銃兵士ギルトール、第3巻の先代クロームドーム、ステッパー、アートファイアーなど。トランスフォーマーファンならだれしも目を奪われるシーンが次々展開する。 また、初の電子書籍化にあたり、『テレビマガジン』のカラーグラビア、情報ページなどに使われたイラストを電子オリジナル記事「ILLUSTRATION WORKS」に収録した。例えば第3巻ではロディマスコンボイの旅立ち、メガザラックの誕生とガルバトロンの死、地球での最終決戦などコミックス本編では深く語られなかった物語を劇的で緻密なイラストで見ることができる。