父が決めたお見合い相手を呪うため(!)、吉乃が行った儀式で現れたのは紅茶王子のサクラ。サクラは吉乃の曾々おばあちゃん・八重に仕えた過去があり、今でも八重を想っているようで…!? 「紅茶王子」新シリーズ開幕!
「紅茶王子」ファンにはたまらない続編。というか、紅茶王子が好きな方でこれを読まないなんて勿体なさすぎるので読んで欲しい!!アッサムやアールグレイ、セイロンまでその後が登場します。吉乃さんの孫まで話が続いていくのは贅沢だなあ。紅茶王子、もう一度読み返して、レンタルで読んだこの作品を全巻自分で集めることにします。それくらい、夢と愛が詰まってます。山田南平先生、今作を生み出してくれてありがとうございます…!!ほんとに「紅茶王子を描き切った」という作品です。 マイナス分は…私は奈緒の魅力がそんなに分からなかったんだよなあ…自分より他人を優先しちゃうコなのは分かったけど、暴力的なコはいかん(;^ω^) 吉乃のおうちは結局何をしてるのか…無給で働いてるサクを事前通告なしに追い出す!?と社会人目線で読んじゃいました。。紅茶王子読んでた頃から大人になったなあ… 個人的にハルカの恋愛話の続きを読みたい!し、健太は幸せになったのかも気になる…
by かるすとん (57)気弱な高校生市ノ瀬利彦は、美人教師目当てで美術部に所属したり学園のマドンナ仲村真理に思いを寄せたりと、年相応の青春を生きている そんな折、市ノ瀬宅に転がり込んできた地上げ屋の親戚金春夫妻によって、彼の人生は狂っていく 絶対的な大人の権力に抗う知恵と力を持たない利彦は、いつしか反発を捨て快楽に身をゆだね始める 作者が行き当たりばったりで描いたと言ってるだけあって、後半がかなりドタバタするが、そこまでの流れが秀逸。 人物の心の揺らぎ、どうしようもない憤りと諦念が自分を蝕んで、己の芯の部分を曖昧に覆い隠す。 前半から中盤は人間賛歌を強く感じた。 それだけに、後半の「予定調和」が気になった。
by ヴァッハ (210)女性のための花街、『裏吉原』ーーー。パスを持つ者しか入ることが許されないこの地では、殿御と呼ばれる男娼が、女性たちに至福の悦びを与える。そんな裏吉原の朱雀門が一般に開かれるお祭りに、OLの桜子は同僚に連れらて遊びにいったところを殿御番付トップの遊星に見初められ、”御手掛け”になってしまう。どうやら遊星は桜子のことを知っているようで…!? 一晩1,000万円の殿御・遊星に桜子は大切なものを奪われちゃってーーー秘密の恋が花開くーーーー。ドキドキが止まらない!! 花街No.1との禁断ラブサスペンス