1990年代後半、ビッグコミックスピリッツ増刊で究極の植物ホラーと銘打たれた連載があった。しかしその漫画『くさかんむり』は3話だけ掲載されたが続きを見ることはなかった……。2011年の今、期待の新鋭の手によって『くさかんむり』が新たな形で甦る時が来た……!藤井結花は一見普通の女性だが、深い人間関係は作ろうとせず、転々としている生活を送っていた。じつは彼女は逃亡者で、植物を操る異能力者“くさかんむり”だった。その彼女を執拗に狙うのは、動物を使役する闇の能力者集団“けものへん”の男たち。彼らの目的は、異能力を継承する子供を”くさかんむり”に無理やり産ませることにあった…!様々な動物を使って彼女を拉致すべく襲いかかる”けものへん”!手にした草花だけを操って、非情な運命と戦う”くさかんむり”結花!果たして結花に心安らげる時は来るのか…!?
隠れ「特撮オタク」OLのガハハ爆笑デイズ 仲村さんは26才のOLさん。 職場では女子力が高いと見られているけど、 実は女死力滾る「特オタ(特撮オタク)」! オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。 人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、 一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり… ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道!
この物語は、 親にも職場にも隠れ特撮オタクなOL仲村さん(26)が 日常生活でぶち当たる諸問題を 心の中で「特撮あるあるネタ」をヒントに乗り越えるコメディ。 この辺で特オタ的には 日常パートで起こった事がヒントになって バトルのピンチを乗り越える 戦隊でよく見るフォーマットのやーつって ピンと来てると思うんですけれど。 あ、でも特撮詳しくないよって方もご安心ください。 むしろ分からない方にこそ読んでほしいのです 子供の頃に夢を見せてくれていた映像は こんなにも影で努力していた人がいたんだよって 仲村さんといっしょに知ることが出来る漫画です それに扱っているのは 特撮だけじゃありません ヒーローショーマニアの吉田さん♀ 男性アイドル追っかけの北代さん♀ あとプリキュアオタクの男、任侠さんとか (作中ではラブキュート表記) 特撮と言わずアニメに、映画…。 特撮は戦隊・ライダー・ウルトラマンだけじゃないんです スターウォーズだってアベンジャーズだって特撮です。 映像作品が好きならば、ぜひ見て頂きたいですね というのもこの作品のミソは オタ活をしていたら ぶちあたる疑問、 ってあると思うんですよ たとえば ・シリーズモノを代替わりしても見続ける義務はあるのか ・ネタバレってどこまでがネタバレなのか ・監督や脚本、スタッフのメインの人しか褒める事が出来ないもどかしさ ・画質が良いって良いことなのか ・最近増えてきた全編3D CGの作品には人の温もりはないのか ・どのレベルだったら特撮好きって言っていいのか こういった答えの出ない議論に ひとつの答えを提案してくれるのが この作品の一番の魅力です あと特に本誌ビッグコミックスピリッツで連載を追っていると、 あ、今度公開の「シン・ゴジラ」をモチーフにしてる回だな、とか これちょっと前にキュウレンジャーにゲスト出演した 宇宙刑事ギャバンについて言ってるな…ってね 現実の特撮業界が取り巻く状況に タイムリーなネタもあったりで リアルタイムで追っかけているのが 楽しくなる作品です 2019年1月18日(金)夜10時に まさかのNHKでドラマがスタートするので…楽しみですね ***** ※こちらのレビューはYoutubeにアップしている音読レビューを 文字起こし、修正したものです https://youtu.be/AN9IHe5TEHk
by 相田コメゾウ (268)貧困、虐待、JKビジネス。国内外から注目を集める最旬作家・真造圭伍が、この国に生きる少女の今リアルを見つめる衝撃の最新作!/刑事・山田はJKリフレのガサ入れ現場で、亡くした娘にどこか似た少女・詩織に出会う。母親からの虐待で家出を繰り返す詩織に迫る危険。山田は、少女を救うことができるのか。 希望を知らない家出少女と、希望を失くした中年刑事。 二人の出会いが、絶望を溶かしてゆく。
・あらすじ 摘発したJKリフレの現場で、警部補の山田は亡くなった娘によく似た少女、詩織に出会う。 母親からの虐待を受けていた詩織は、警察に家へ連れ戻された後も家出をし、その先で再び山田に出会う。 「家、泊めてくれませんか?」 かくして始まった2人の共同生活は、胸を抉るような展開へと発展していく。 ・感想 山田は詩織に、亡くなった娘の影を見ている。 詩織は山田に、本当の「親」の姿を見ている。 良いか悪いかを語ることの出来ない共依存だから、すっきりとした物語ではない。 完全な悪は存在せず、必然勧善懲悪は成り立たない。 途中のJKビジネスの摘発シーンなんかはいい例で、法律の不安定さを訴えかける。 母親も、一方的に責めることの出来ない立場にいる。 彼・彼女「だけ」が悪いなんてことはなくて、そこに至るまでの過程のすべてに責任がある。 「ギャングース」の鈴木大介さんや「最下層女子校生」の橘ジュンさんの協力作品なので、説得力はそれなりにあって、胸に来るものがありました。 ルポルタージュの1ケースを元にしたような漫画。
by ヴァッハ (210)お互いの好きな人は、嫌いなヤツが女装した姿!? 可愛く朗らかな女の子・「花」 凛とした美人・「めい」 二人はお互いに好きだと気づいていない両片思い!…しかし、互いにバレてはいけない秘密が…。