江戸では、突如宙から舞い降りた異人「天人」の台頭と廃刀令により侍が衰退の一途をたどっていた。しかし一人、侍の魂を堅持する男が…。その名は坂田銀時。甘党&無鉄砲なこの男が、腐った江戸を一刀両断…するかも!?
遠く、遠く、遥かなる未来―― “常勝の天才"と“不敗の魔術師"と称される二人の英雄、ラインハルト・フォン・ミューゼルとヤン・ウェンリーがこの世に生を受ける。時代の波濤に煌めく二つの灯火が銀河を翔け、人類の命運を動かす――。悠久の戦乱に終止符を打つべく現れた、二つの巨星の運命を描くSF英雄譚!!
北アルプス――伝説のボス犬・“銀”の息子、生後6ヶ月の仔犬・“ウィード”は、病気の母・“桜”のために、山の中で懸命に餌を探していた。そこで出会ったおひと好しのイングリッシュセッター・“GB”に助けられ、ご馳走を持って、急ぎ母の元へ。しかし、母の命は今にも尽きそうであった。そんな中、再びGBと再会したウィード。自分の死を悟った桜は、GBにウィードを託し、静かに息を引き取るのだった。未だ見ぬ父に会うため、奥羽へ旅立つことになったウィード。小さな体に、父そっくりの勇気と根性を携え突き進む彼を、様々な試練が待ち受ける――果たして、ウィードは父と出会うことができるのか? 今、無限大の勇気を武器に、小さな戦士が走り出した!! 大人気コミック・『銀牙~流れ星 銀』の続編が登場!!
1983年から週刊少年ジャンプ連載していた犬が主役の少年マンガ。 連載期間はおよそ4年で、全18巻ほどですが、続編やスピンオフ作品が多く出ていて、現在も関連作品が連載中です。 また、アニメも人気があり、週刊少年ジャンプの一時代を支えた一作と言って差し支えないと思います。 東北辺りの山麓がモデルと思われる二子峠が舞台です。 スキー場のある雪山に住む少年「大輔」が序盤の主人公。 村民に"竹田のじっさま"と呼ばれる巨漢のマタギ「竹田五兵衛」は、愛犬「リキ」と共に、その地に出るヒグマほどの体躯がある凶暴な大熊「赤カブト」打倒に燃えていました。 観光客の大学生を食い殺した赤カブトを追って、竹田五兵衛はリキと共に赤カブトを追い詰めるが、戦いの末致命傷を負い、リキと共に雪山に閉じ込められる。 時を同じくして、大輔の家ではリキの子供が生まれる。 その中には良質な熊犬とされている虎毛の秋田犬が誕生していた、という展開です。 序盤は、人里に降りた熊の恐ろしさと、それと戦うマタギと熊犬の戦いが描かれますが、数話ほどで犬がメインのストーリーにシフトします。 犬同士が犬語で会話する描写が行われ、赤カブト打倒のために集まった犬の軍団・奥羽軍の一員として、リキの子「銀」が駆け回る展開となり、以降は人間がほとんど登場しなくなります。 全国を行脚し、日本中の男といえる犬をスカウトして赤カブトを退治する桃太郎のようなストーリーですね。 ただ、途中から必殺技や忍びの技を使うなど、登場人物が犬のバトル漫画となっていきます。 序盤の『熊嵐』のような感じは中盤以降はなくなり、雰囲気が結構変わります。 個人的には序盤の雰囲気のほうが好みだったので、バトルにシフトしたのは残念な感じがしました。 また、赤カブト編が終わり、銀の必殺技"絶・天狼抜刀牙"の秘密を持った犬たち「天狼星八犬士」が登場する八犬士編が開始され、登場キャラクターは犬ですが、完全に男たちの熱いバトル漫画となります。 犬ではありますが、101匹のワンちゃん達が大行進するような内容ではなく、回転しながら喉笛に食らいつき血しぶきを上げてぶつかり合う作品となるので、個人的には少し驚きました。 登場キャラのメインが犬のため、一部の特徴的なキャラを除いて見分けがつきにくいのも難点です。 また、結構話も複雑で読みづらさを感じる場面があります。 ただ、各犬にエピソードがあり、キャラクターは特徴的で、良作だったと思います。 あとどの犬も、シリアスなシーンであっても口の横をぺろりと舐める仕草をしていることがあり、犬っぽい可愛い感じがお気に入りです。
by うにたべたい (528)姫、あなたに触れていいですか――?両親がいなくなり、幼い妹弟をひとりで養うため、売れない少女漫画家業に精を出す久我くん(23)。ハイパー苦労人な彼の元にやってきたのは、敏腕&美貌の超神アシスタント・五色さん。これで仕事がはかどる…! と思いきや、出会ったその日に彼女から「わたしは、とある王族の姫。あなたと婚姻関係の契りが結ばれた」と宣言されてしまう!恋愛初心者ふたりの、“契約”から始まる新婚ラブコメ、開幕です!電子版には同著者作品『ゆらゆらQ』の1話目を収録
2巻既読。五色さんふつくし可愛い乙女すぎて苦しい。 糖分過多。ギド先生の絵柄好きすぎます。 売れない漫画家の主人公と、ある日アシスタントとして入ってきた見知らぬうら若き女性。 めっちゃ仕事できる。しかし彼女は、お尻から尻尾が生えている宇宙人だった?! なんだか昭和っぽい昔懐かしい設定。いいですね〜こういうの。 雨隠ギド先生、絵柄が本当に暖かくて好きです。髪のふんわりした表現だとか、なにより美しい目の微妙な描き分け方。 本作ヒロインの五色さんは、表紙で心射抜かれてしまいました。 さて本作、五色さんは最近巷で見かける、いわゆる"万能型クーデレ系ヒロイン"です。 このタイプって、普段クールで何事もソツなくこなすけれど、その反動でデレた時がかわいい。 しかし、他の作品と本作が違うのは、クール部分は物語はじまってしばらくすると鳴りを潜め、デレが大洪水するところ。 読者的には基本クールでたまにデレる所が良いのですが、本作は1巻時点でわりと展開が早い。 そうなると、今後はただただ甘々な人妻(仮)ルートへと入っていくことになるのか…? と浅く考えてしまいましたが、まだまだメインと言える五色さんの故郷の謎があるので、引き続き楽しみにしたいです。
by せーふぁ (1046)スキー場でロッジを営む大輔の家で、一匹の虎毛の子犬が誕生した。その名は銀! 殺人熊赤カブトへの復讐心に燃える猟師五兵衛の下、銀は己の熊犬としての過酷な運命に気付く事なく、厳しい訓練に耐えていた。