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『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』の書影

うみべのストーブ 大白小蟹短編集

3.77

-5

発刊: 2022.10.5 ~

完結・全1巻

俵 万智「小蟹さんの澄んだ心の目。そのまなざしを借りて私たちは、忘れそうなほど小さくて、でもとても大切な何かを見つめなおす。たしかに降ってきたけれど、とっておけない雪のように。」雪のように静か。冬の朝のように新鮮。自分の気持ちに触れることができるのは、こんな時かもしれない。[収録作品]●「うみべのストーブ」運命のように出会ったえっちゃんとスミオにも、ある日訪れた別れ。傷心のスミオを海に連れ出したのは、隣で彼を見守り続けていたストーブだった…。「ふたりが…お互いに、好きだったこと 私はちゃんと覚えてる 何度だって思い出すよ」連載時のカラーを再現し、2色刷で収録。●「雪子の夏」トラックドライバーの千夏が雪の日に出会った、雪女の雪子。夏のあいだは消えてしまうという雪子に夏を見せてあげたい。忘れられない夏の物語。「誰もあたしのことを 思い出してくれなくなったら こんなぼんやりしたまま 永遠に消えちゃうの?」●「きみが透明になる前に」ある日事故で透明になってしまった夫。彼の姿が見えないことにほっとしている自分はもう、彼を愛していないのだろうか…。見えないものに触れる、夫婦の絆のかたち。「ねえ泉 ありがとう 僕を見つけてくれて」●「雪を抱く」パートナーとの間の妊娠を知り、複雑な気持ちの若葉。大雪で家に帰れなくなったある日、偶然出会ったコウコと朝までの時間を過ごす。女性の身体をめぐる物語。「わたしの身体が わたしひとりだけのものだったことなど 一度でもあっただろうか」●「海の底から」仕事で忙しい毎日を送る深谷桃は、かつてのように小説を書くことができない。いまの自分はまるで海の底から上を見上げているようで…。創作に向き合うことができないでいる生活者の苦悩の物語。「悔しい 書かなくても幸せでいられるのが」●「雪の街」はなれていた親友の突然の死をきっかけに訪れた、昔住んでいた町。思い出のファミレスで出会った森田という男と、死んでしまったスーちゃんのことを思い出しながら、雪道を歩いていく。夜の黒さと雪の白さは、彼らの弔いを静かに描き出す。「鈴木さんがどこかで 元気でいてくれるといいなって ずっと思ってました」●「たいせつなしごと」単調な仕事に明け暮れる毎日のなかで、いつのまにか自分の心は動かなくなっていた。いつかどこかのゲートが開いて、別の世界へ行けたなら…。暮らしのなかにある光を見つける小さな物語。

『海辺のエトランゼ』の書影

海辺のエトランゼ

3.85

3168

発刊: 2014.6.5 ~

既刊1巻

心が、洗われるようなボーイズラブ。「男が好きでもおかしくないよ」好きになった相手と抱き合えたら。そんなこと絶対叶わないと思ってた────。年下フリーターとゲイ小説家のじれったいほど切ない恋。3年前、2人は沖縄の離島の海辺で出会った。小説家の卵でゲイの橋本駿(はしもとしゅん)は、物憂げに過ごす高校生・知花実央(ちばなみお)が気になりナンパめいた声をかける。日に日に距離を縮めた2人だったが、実央は島を離れることに。そして3年後、島に戻ってきた実央は「3年考えた。男でも駿が好き」と駿に迫る。しかし駿はいざ実央と恋人同士に、となると1歩を踏み出せなくて──。

『海辺のキュー』の書影

海辺のキュー

3.61

982

発刊: 2020.1.3 ~

既刊4巻

「滅びないかな、こんな町…」スマホを持っていないことをからかわれ、ムシャクシャしていた中学生の千穂は立ち寄った海岸で、謎の生物・キューと出会う!! 人の悪い感情を食べ、治癒してしまうキューを気に入った千穂は、自分の部屋でこっそり飼い始めるが、キューには何か秘密があるようで……!? 港町・沼津を舞台に、千穂とキューの「ほのぼの侵略ライフ」が始まる!!

『海辺の秋の夕暮れの』の書影

海辺の秋の夕暮れの

3.00

263

発刊: ~

完結・全1巻

海辺の町から転校した坂井ちどりは高2になった。中学時代の親友と同じ人を好きになり、告白するときは一緒にと約束をした二人。だが転校前、ちどりが告白。相手は親友が好きと言ったのに、彼女には好きな人がいると嘘をついてしまい、それが引っかかって…。 【同時収録】いちばんの日色/ミルキィ・ウェイ/野の花

『レモンズ ぼくら海辺の本屋さん』の書影

レモンズ ぼくら海辺の本屋さん

3.00

182

発刊: 2018.10.4 ~

既刊1巻

それでも僕らは本屋さんが好きなんだ!現在の書店の知識も得られる、本好き・書店好き必読の新連載!幼い頃から叔父が経営する書店で働くことを夢見ていた竹井純。美大卒業後、就職の決まっていない友人二人と共に意気揚々と向かった叔父の書店には……。落ちこぼれ三人組による地方書店奮闘ストーリー!

『海辺の季節』の書影

海辺の季節

136

発刊: 2013.9.3 ~

既刊1巻

ひいおばあちゃんが亡くなって、遺品を整理しに海辺の町へやってきた彩音。どこか懐かしくてほっとするその町には、ちょっと変わった人々(!?)がいて…。

『海辺のノゾキアナ』の書影

海辺のノゾキアナ

136

発刊: 2016.6.1 ~

既刊1巻

絵梨香と政樹は交際暦2年のカップル。最近は近場でデート、そのあとどっちかの部屋でHがいつものパターン。そんなある日、久しぶりに海へ遠出のデートをすることに。新しい水着やいつもと違う彼の反応に久しぶりにドキドキが戻ってきた!夕方になってそろそろ帰るのかな?と思ったら、ちょっと様子がヘンな政樹に散歩に誘われて…そこで見たビックリの光景とは!?誰にも言えないけど、誰かに言いたい!!本当にあった刺激的なH体験コミック集!★単行本カバー下イラスト収録★

突如謎の奇病に冒された世界で少年はただ生にもがく――高校生・上原蒼は、海に臨む病院で、かつて自らに降りかかった奇怪で凄惨な出来事を語る。すべてが激変し、日常が終わりを告げたその一部始終を――謎の奇病が蔓延し、大人たちが次々に命を落としていくなか、不思議な力をその身に宿した少年は運命に戸惑いながらも戦いの中へと身を投じてゆく。

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