先生のためなら、何だって――。ミステリアスな人気小説家×無垢な編集者 アンソロジーで話題を読んだ浅井西の「小説家シリーズ」がついに単行本化! ★描き下ろしペーパー特典付!!★ <あらすじ>リアルな官能描写が人気の小説家・黒木(くろき)。彼を担当する新人編集者・中原(なかはら)の仕事は、小説と同じ性体験をし、その感想を黒木に伝えることだった。ローターを入れたまま電車に乗ったり、拘束され、尿道に器具を使われたり…黒木の小説のためならと、どんな過激な要望にも応える中原。一方の黒木にはある思惑があって――。CONTENTS「小説家に恋したら」「小説家の躾け方」「小説家の愛し方」「サマー・ガーデン・ビーチ」「美しい籠」「いつかの海へ」「小説家の半年後」…描き下ろし《特典ペーパー》…描き下ろし
女子刑務所内の、一般人が通う美容室にて 女子刑務所の中に、“受刑者が一般客の髪を切る”美容室がある。美容師は、重い罪を犯した者。だけどそこには、いつも青空があった―― 服役中に美容師となった小松原葉留は、女子刑務所内の美容室で、一般客の髪を切っている。天井から壁まで青空が描かれた その美容室を訪れる者は、小松原がもたらす静かな時間に いつしか心を洗い流され…… 小松原はなぜ、美容師として鏡の前に立つのか。客たちはなぜ、そこで髪を切るのか。『アルティストは花を踏まない』の新鋭が贈る、ひとりの受刑者と、社会を生きる女たちの あたたかな再生の物語。空はどこまでも、青く、深く。誰の上にも、きっと―― 描き下ろし美麗カラーイラストも収録!
悪しき者共から人々を守る高潔な黒騎士、ローランド。彼には一つの悩みがあった。アラサー、独身、女性不信。親や周りの人から結婚を期待されるも、女性への免疫はゼロ。そんな彼が思い至った、素晴らしい(?)女性克服方法。「奴隷の女の子なら、自分にも優しくしてくれるのでは…?」しかし、ローランドが運命的な出会いを果たしたのは、イメージとは180度違う、明るすぎる奴隷少女、ジェシカだった…!