【“グロ恋"マンガの 大ヒット作 『今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね』の 榊原宗々による“グロ友"マンガ!!】 絶望的なイジメの日々から僕を解放してくれた君…。 だけど、君が現れてから新たなる地獄の日々がはじまったんだ…。 ねえ、君は一体、何者なの……? 信じられるのは誰…? 戦慄の親友サスペンス!!
「じゃあ、君の代わりに殺そうか?」という漫画を読んだ。 こちらは、現実的な問題に切り込んだ衝撃的な作品。 日々いじめの標的にされていた主人公(優馬)の前に突如として救世主の様に雨里という青年が現れる。 優馬にとって初めての親友となった彼は、とある秘密を明かす。 「優馬をいじめていたアイツを監禁してるんだ。」 「殺すか逃すかは、優馬が決めていいよ。」 そして、事態はゆっくりだが着実に取り返しがつかなくなっていく。 救いなんて滅多に無い世界で、救われることは幸運だ。 だからこそ大抵の人が、差し伸べられた手には縋ってしまうのかも知れない。 それが最悪な救いだとしても、 きっと手を振り払えやしない。 果たして 優馬の前に現れた雨里は救世主か? それとも闇へと誘う悪魔か?
by ヒノデ (67)谷 黄理子。32歳。毎朝の日課は、20年使っている“わっぱ”にお弁当をつめること。雑穀米とつけ物は、欠かせない。ちょっぴり家庭が複雑で、職場の上司にも振り回され気味だけど、毎日コツコツ。それが黄理子流。
中学最後の大会で結果を残せず、柔道をやめるつもりだった、園田未知。でも、親友の早苗や、最後の対戦相手だった永遠に誘われて、高校でも続けることになり…? 一緒、だから楽しい。わたしたちの青春柔道ライフ、はじまる!
従兄弟で親代わりの奏と2人で暮らす椎名サクヤ。辛いときや哀しいときはいつも星を見上げ励まされてきた。そんなサクヤの誕生日に突然現れた不思議な少年チヒロ。優しい言葉を残し去っていった彼は一体、誰――!? はぐれ星たちの片恋ダイアリー、待望の第1巻!
『フルーツバスケット』の高屋奈月作品。 ファンタジーではなく、一般的な高校生男女の物語となっています。 主人公は、星空鑑賞同好会に所属している「椎名サクヤ」。 星を眺めるのが好きで、星々は歌っていることを感じ取ることができる女子高生です。 彼女は、従兄である「宮古奏」と同居していますが、奏は定職についておらず、サクヤのアルバイト代で生活をしています。 サクヤの誕生日の日に、サクヤが自宅に帰宅すると、奏は知らない青年と一緒にサクヤを祝ってくれました。 彼の名前は「葵千広」というが、奏も彼の正体を知らず、奏の勘違いから一緒にいたことが後に発覚すします。 千広が気になっていたサクヤは、同じ高校に千広がいたことに気づきます。 だが、星について語るサクヤに、千広は「嫌い」だと言い放つ。 その一言でサクヤは、千広が好きだったということに気づき、以降、基本的にはサクヤと千広が中心で物語が展開します。 フルバも家庭環境が複雑だったり、主人公の透からして最愛の母を亡くして、家がない状態でストーリー開始でしたが、本作はそれ以上に凄惨な生い立ち、家庭環境が描かれます。 虐待やいじめ、いじめの報復、果ては自殺を決意するような展開があるため、心にトラウマがある方は注意が必要な作品だと思います。 また、キャラの描き分けがいまいちで、時々誰が誰だかわからなくなることがありました。 女性キャラは少ないのでまだいいのですが、千広と奏、同級生「村上優里」の兄・優人、サクヤの担任の「久谷静」あたりが結構混ざります。 さらにストーリーが進むにつれてタッチが結構変わってきて、序盤は結構丸くて可愛らしい感じだったのですが、後半は主人公で女の子のはずのサクヤもシーンによっては同じ顔みたいになってくるのが残念でした。 ただ、全体的にはまとまっていて読みやすく、テンポの良い作品だと思います。 大変な過去を持って今ここでであった二人が、それでも曲がらないで、精一杯やった上で結末に至るまでのドラマは秀逸です。 ラストは賛否がでそうですが、最終回ちょい前の展開にがっかりしつつも、個人的にはそうであって欲しかった終わり方になっていて、とてもよかったと思いました。
by うにたべたい (528)