いじめられっ子だった幕之内一歩はひょんなことからボクシングに出会い、熱中していく。一歩は『強いってどういうことだろう?』という素朴な疑問を抱えながら、持ち前の頑張りで過酷な練習に耐え抜き、強くなっていく。数多の強敵との死闘を勝ち抜き、国内屈指のハードパンチを持つ日本王者となった一歩。その次なる目標は遥かなる世界王者への道! 限りなく熱く純粋な一歩のさらなる挑戦が始まった!!
「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が描く超尊い将棋ラブコメ! この恋、詰むや詰まざるや…? 将棋の初心者・田中歩は部長の八乙女うるしに勝って告白したい。棋力は程遠いけれども、ぐいぐい攻めてくる歩の姿勢に別の意味でセンパイは“詰む”かもしれない…というお話。
日本海側のある海沿い。徒歩5分に自殺の名所があるオーベルジュ・ギルダに"すもも"は向かっていた。死を決意した彼女は、最後の願いに、かつて憧れていた女性・夕雨子に会いに来たが、店に入ると夕雨子が刃物を突きつけられている場面に遭遇し……!? がけっぷちのオーベルジュで紡がれる悲劇と喜劇のロマネスク。
To be or not to be. (生きるべきか、死ぬべきか。) 某所、海沿いの岬にある自殺の名所。 そこから徒歩5分にあるオーベルジュが物語の舞台。 宿泊にやってくる客は、岬で自殺を試みようとする人たち。 主人公も当初は自殺を企図していましたが、ひょんなことからこのオーベルジュで働くことになります。 各話が独立していますが、本筋は主人公の自殺の動機及び彼女の人生と、元アイドルで今はオーベルジュで勤務する女性スタッフの過去について。 作画がストーリーとマッチしていて、幻想的な雰囲気があって良かったです。 やっぱり6話が印象深いかなあ。 あとがきで作者様が仰っていますが、2020年にこのような作品に巡り会えて良かったと思います。 今のような閉塞感に拍車がかかった時代だからこそ、読むべき作品。
by せーふぁ (1046)