潔癖男子の青山くん――。 サッカー日本代表の天才イケメン少年はプレイスタイルも「潔癖」に仕上げます。ヘディング、タックル当然、NG。スローイン? グローブしてれば、まあOK。こんな男子が許されていいの!? 無菌系攻撃型サッカー部コメディ、キラリとスタートです。
まず読み終わって最初に感じた事は、色々とケリが付いていないというか、スッキリせずに終わったなと感じました。 1.青山と小田切の前世設定 結局完結後も青山が小田切に触られても不快感が感じない理由が不確定でした。 結局は前世に小田切(姫)と青山(猫)の関係だったから触られても不快感を感じないという設定だったのでしょうが、前世でも生き別れ現世でも振られ離れ離れになるという結末が悲劇すぎて後藤とくっついているのを素直に祝福できませんでした。 2.梅屋の存在 後藤とのカップリングを素直に祝福できない理由として梅屋の存在があまりました。 後藤の幸せを心身に願い優先する。そんな彼だからこそ幸せになって欲しかったですが、誰に気を移すわけでもなく、ただひっそりと木の影から微笑んでいた彼を見ていると本当にこれで良かったのかと疑問に思います。後藤は1度だって梅屋を異性として、男として見ている場面は覚えている限り1度もなかったので本当に報われない可哀想なキャラだなと感じました。 3.銭湯で振った後 銭湯で1度後藤の告白を断りましたよね? 数年後何故ああなったのか話が切られすぎてよく分かりませんでした。今の自分はまだ後藤に対して潔癖が発動するから相応しくないって理由で振ったんだったら更に理由が分かりません、潔癖なのが青山君だからと言ってくれてる人に対してその論は通らないと思いますし。最後の展開は総合的に色々とあやふやだなと感じました。 4.その他もうすこし深く触れて欲しかった所 ・成田のその後(恋愛面に関して) 振られ終わりだったので少し気になりました。 ・お漏らしボーイその後 別に気にはならないのですが、出す意味あったのかなとふと思いました。 ・全国大会の結果 多分優勝したのかな?メンバーが喜んでいる場面が見たかったです。 ・君塚先生その後 美和に告白して完全に諦めたんですかね? ・青山とサッカーを出会わせた和也 どこかで出てきましたか?見逃してたらすいません。 潔癖男子青山君というタイトルをしていますが、個人的には主人公は後藤だと思っています。 ただ小田切との設定が上手く組み込まれすぎてて青山と後藤が結ばれてもなんか釈然としませんでした。スポコンとしては好みのオチですが恋愛としては少し微妙なオチかなと感じました。
by げま。 (1)駆け出し児童福祉司奮闘記待望の新シリーズ 守りたい命がある。取り戻したい笑顔がある。駆け出しの児童福祉司・相川健太は、今日も子ども達のために奔走中! 健太が働く青葉児童相談所に新たな仲間も加わり、物語は新たなステージへ。90万DL&20万部を突破した前作『ちいさいひと』から3年、児童虐待の闇に迫る真剣ドラマシリーズが再び始まる!!
コミュ障でぼっちな高校生活を送る麻陽が始めたのは、人の話を黙って聞く「聞き屋」という不思議なお仕事。でも初仕事の相手が、バスケ部エース&リア充の頂点で完全無欠だと思ってた青葉くんだった――! 青葉くん自身も、彼のこじれた事情も、今まで「青春」の場外にいた麻陽には難題すぎて…!? コミュ力0の「聞き屋」×リア充頂点男子 二人のナイショの関係が始まる――。キュンと切ないハートフルラブ
財閥の次期当主として祖父より虐待に近い厳しい教育を受けて育ったが、母の形見を焼かれ家を飛び出し、現在、平凡な大学生として日々を送っている「花菱薫」。 ある日、彼の元に1人の女性が訪ねてくる。 彼女は、幼少の砌に婚約者として紹介されていた大手デパートの跡取り娘「桜庭葵」だった。 もう家には戻らない決心をしていた薫と、親同士の約束とはいえ心は既に薫に決めていた葵の恋愛ドラマ。 背骨となるのはお家騒動、跡取り問題ですが、様々な女の子が薫の元に集まって、右から左から薫を取り合うハーレムものの展開をします。 ただ、ストーリー的にも最終的にくっつくのは序盤から葵だということは決定づけられているので、一方通行な想いを寄せるサブヒロイン達にはちょっと可哀想な感じがします。 これがギャルゲーならサブヒロインエンドもあったのでしょうけど。 飛び出した実家との関係、葵との関係の精算がメインですが、全体的にその本筋の話の割合は大きくなく、内容のほとんどは薫ハーレム軍団が旅行に行ったり買い物に行ったりして、無駄にイチャイチャする場面です。 ストーリーを楽しむというよりかは、薫とハーレムメンバーの日常を読んでほっこりするような内容だと思います。 なお、本作が流行っていたのは2000年初め頃なので、今となっては絵も古い感じを受けますね。 当時は、おしとやかなのにグラマーな葵ちゃんを理想の妻の姿として投影する野郎がたくさんいました。 今読むと、久々にあった時は葵のことを忘れていた薫がいつの間にか葵一筋みたいになっていたり、ティナの騒動に比較すると薫の祖父の話が軽くて短すぎる感じがあったり色々気になるところがありますが、アニメは観ていたので、今読むと非常に懐かしさを感じました。 当時を懐古するためにであれば、読むのはありかと思います。
by うにたべたい (528)