一応、一般向けの青年誌で連載されていたのですが、内容は完全に18禁エロ漫画。 完全アウトのシーンが跳梁跋扈しているものの、ストーリー展開はギャグ路線で、くだらないながらもなかなか楽しめました。 なお、本作は内容が過激すぎて神奈川県の条例では有害図書指定を受けてしまいましたが、まあ仕方ない内容と思います。 自らの性衝動をぶつけるため、生体科学の権威「秋葉歩」博士に作られた、完全自律式ダッチワイフ「ユリア100式」。 博士は早速マイサンをインサートすることにより、インプリンティング(使用者登録)しようとするも、拒絶され逃げられてしまう。 その後、ひょんな事で大学生「久保瞬介」と出会い、一緒に暮らすこととなるというストーリーです。 ユリア100式はあの手この手で瞬介に迫るのですが、許嫁がいて性的道徳観が聖人君子な瞬介は、その誘惑をプロレス技で阻止するのがお約束となっています。 回が進んでも(肉体)関係は進展せず、先っちょしか入らないのがやきもきします。 100式以外にも性技的な意味で高性能な「ユリア105式」、ロリ対応仕様の「ユリア108式」が登場し、やはり博士から逃げ出してそれぞれ別の家に居候するのですが、各家庭でのどったんばったん大騒ぎが楽しい内容でした。 一話完結型でストーリー展開はほぼ無いです。 先が気になるような内容ではなく、展開がパターンになっているため、途中で飽きが来る可能性があります。 毎話毎話極めて下品で、よくこんな話を何話も考えられるなと、むしろ関心しました。 男の都合の権化のような設定ですが、エロよりもギャグ路線な作品で、テンポよく読めます。 おもしろかったですが、人に勧められるような作品ではないような気がします。
by うにたべたい (528)「自分らしさって、最高!!」 そんな女性たちに問いかける問題作!! マジメで優秀な研究員・城之内、佐藤、前田。「一応服は着ているから」「ちゃんとお風呂には入っているから」と自分に言い訳をし、「女子力」や「美」に背をむけた人生を歩んでいた。が、このままではいけないと、就業後に「美」の特別研究をし始めて!?「女子」になりたい、けれどなれない「女子モドキ」たちが、美と価値観を問いかける抱腹微苦笑ビューティー研究ギャグ、実験開始!
現在、絶賛放映中ドラマの原作漫画です。 若干前回の続きぽくなっているものもありますが、基本的に1話完結型。 某製紙会社の優秀な女性研究員3人組は、研究に没頭するあまり恋愛やオシャレに無縁な日々を送っていた。 それではいけないと思い、女子もどきから女子になるべく、毎日、アヒル口やガウチョパンツなど、テーマを決めて美の研究を行うという内容です。 きらびやかな世の女性たちの世界に入っていけない、いわゆる喪女へのバイブルとなりそうな内容ではありますが、とても参考にならないぶっ飛んだ方向に話が進むギャグ漫画です。 こういう勢いだけで笑いを取りに行くスタイル大好きです。 3人の掛け合いがメインになっていて、それ以外の登場人物は全員脇役、職場が舞台ですが仕事や恋愛はネタ程度にしか出てこないので、肩肘張らずに読めるのがいいです。 とにかく何も考えずゲラゲラ笑いたい人におすすめします。 タイトルは見た目が100パーセントだと言っていますが、本書は見た目と内容のギャップがあると思います。
by うにたべたい (528)太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、森鴎外、カフカ、トルストイ……あの名作を今更「読んでない」とは言えないあなたも大丈夫。今からでも余裕で間に合う、史上もっとも肩の凝らない文学入門! ……名作の主人公の9割はろくでなしだった!! 【収録作品】太宰治「人間失格」 中島敦「山月記」 梶井基次郎「檸檬」 森鴎外「舞姫」 坂口安吾「桜の森の満開の下」 フランツ・カフカ「変身」 宮沢賢治「注文の多い料理店」 永井荷風「墨東綺譚」 泉鏡花「高野聖」 夏目漱石「三四郎」 アンデルセン「雪の女王」 芥川龍之介「羅生門」 田山花袋「蒲団」 幸田露伴「五重塔」 新美南吉「ごん狐」 樋口一葉「たけくらべ」 魯迅「阿Q正伝」 伊藤左千夫「野菊の墓」 トルストイ「イワンのばか」 エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」 菊池寛「恩讐の彼方に」 二葉亭四迷「浮雲」 グリム兄弟「ラプンツェル」 夢野久作「ドグラ・マグラ」 堀辰雄「風立ちぬ」(単行本描き下ろし)
女子高生の朱里は、事故でたった一人の家族、お母さんを亡くしてしまう。一人ぼっちになって1年後の母の命日。「家族がほしい」と願う朱里は異世界の魔族たちが暮らすゾディア帝国に召喚され、魔王グランの子供を作れと!「彼氏ナシ、16歳・処女の私が魔王の子の母になるなんて…!!」。『わたしに××しなさい!』の遠山えまが描く異世界子育てラブコメ!
アシスタントが見た!名作誕生の瞬間!!美内すずえ先生、くらもちふさこ先生、樹村みのり先生、三原順先生、山岸凉子先生etc……、数々の名作を生み続けるレジェンドたち??、の元でかつてアシスタントをしていた著者の、とんでもなく貴重な体験を描いたコミックエッセイ。美内先生との初対面と、想像を絶するシュラバ。才能ある若き漫画家たちの知られざる努力とこだわり。あの作品のあのエピソードの誕生秘話など、少女漫画好きなら身悶えする様なお話がたくさん!若き先生方と若きアシスタントたちの、血と汗と涙と喜びの青春時代を綴ります。【目次】プロローグ1章 職場はシュラバ2章 アシスト放浪スタート!3章 シュラバの真実4章 さらばシュラバエピローグ