ガケっぷち地下アイドル。 メジャーを夢みて、いざ大勝負!! 小さな事務所の社長に見捨てられた地下アイドルグループ“フローズン ラズベリー" センターを務める杏崎つむぎは、グループ存続のため特大のバクチを打つ! “シンデレラゲーム" それは女の子たちにさまざまなゲームをさせるアンダーグラウンドのネット番組。 視聴者は女の子たちに投資をし、勝者は、敗者に投資された資金全額を得る。 負けたものには恥辱にまみれた罰ゲームが待っている。 ゲームに出るだけでもグループの知名度は上がる―― ガラスの靴を手に入れるためつむぎは勝負の舞台にあがる!!
絵が好みで、かつ話の内容は薄くて良いからちょいエロい話が読みたい、という方には良い、のかな? 凄く悪いところもないが、漫画があふれている時代にこれを見る必要はないように思う。 女の子同士が自分の身体を賭けて大金(=夢)を掴むために戦う設定は、好み。 負けても自業自得なので心は痛まず、遠慮なく下心をぶつけられる。 絵柄は少し古いが、これが好きな人もいるだろう。 が、話の内容はツッコみどころが多い。 主人公はお情けで勝ち抜いていくし、頭脳戦の内容や駆け引きも、正直チープ。 割と先の見える展開も多く、合気道を知らないのに合気道書いちゃったり、作者の都合が透けて見えるご都合感も、なんだかなぁという印象。 演出も上手くなくて、某ニ〇ニ〇動画的にコメントで客が反応するのだが、絵にかぶせてくるので邪魔。コメントOFFにしたい。普通に客席の反応を合間合間に挟んだ方が自然では。 一巻だと負けた方もまぁそこまで酷い目には合わないので、エロとしても物足りない。2,3巻は直接描写しないので、想像で過激な物を補完できるが、読者任せすぎるのでもう少し描いて欲しかった。 そもそも、これはアングラな話なの? にしては一般人が普通に見れてそうだし、世論や法を無視できてる理由が分からん。設定がガバいよ。 巻数が少ないので、(自分のように)満喫で表紙に惹かれたら気分転換がてら読んでみるのはアリか。 けどその場合も、読んで後悔と言う程ではないが、もう少し良い漫画もあっただろうな、というモヤモヤ感は残るかもしれない。
by いしころぼうし (16)シュタインズ・ゲート劇場版のコミカライズ。 シュタインズ・ゲートは元々ゲームですが、そのアニメが好評だったため、原作陣の監修の元、完全オリジナルストーリーとして作られた劇場版アニメがあり、本作はそのコミカライズですね。 シュタインズ・ゲート本編のトゥルーエンド後、まゆりも紅莉栖も死ななかった世界線での、その続きとなります。 アメリカに戻った紅莉栖は、1年ぶりに秋葉原に戻ってくる。 久しぶりに岡部倫太郎やラボメンとあった紅莉栖だが、岡部は過去繰り返したタイムリープの記憶により、頭痛と、イメージのフラッシュバックに悩まされていた。 そして、紅莉栖と岡部の会話中、岡部は唐突にその存在を消してしまう。 "岡部"という存在を今の世界線に取り戻すべく、紅莉栖は岡部の観測を画策する。 主役は牧瀬紅莉栖で、岡部は基本的に消失された状態となります。 "岡部"を今、この世界線に結びつけるために、紅莉栖が1人奮闘する展開で、いつものラボメンも登場しますが端役程度で、ストーリーにはそれほど深く関わらないです。 全2巻で、ゲームのコミカライズとは違い、決まったストーリーをなぞっているため、物語の分岐や未回収のまま切り捨てられる伏線はないと思います。 原作は未視聴ですが、忠実な内容だったんじゃないかと思います。 ただ、前作でも感じた、"端折った感じ"があり、キャラクターの焦りや事件のインパクト等が薄いと感じました。 世界的な巨大企業が秘密裏に行っている実験を見てしまったという前作のような、日常が非日常に裏返ってしまうような感じも受けず、元のターゲットがライトに楽しみたい層が比較的多いアニメファンである故か、SF的な練り込み、衒学趣味的な部分が浅い気がしました。 それよりもストーリーの見せ場に重きを置いている感じがして、逆に言えば、深く考えず楽しみたい方にはいいのかもしれないです。 面白かったですが、動いている方が楽しめる感じを受けました。アニメの方も機会を見て視聴したいと思います。
by うにたべたい (528)