「水戸黄門」「木枯らし紋次郎」「てなもんや3度笠」など誰でも知っている人気時代劇をペリー荻野&黒鉄ヒロシのコンビが合作し、わかりやすく解説。マニアならずとも楽しめる内容の本になっている。なかでも興味深いのは「木枯らし紋次郎」「京都太秦映画村」の誕生秘話だ。「木枯らし紋次郎」は保育園時代にブームになったのは記憶しているが、(中村敦夫氏の決め台詞・楊枝を飛ばす事・テーマソングなど・・・・)リアルタイムでは観たことが無かった、その頃はまだ我が家は白黒テレビでNHKと民放1局しか映らない機種だったからだ。「京都太秦映画村」は中学の修学旅行で行ったが結構楽しかった。時代劇でおなじみの太鼓橋?の裏は階段だったり、ロープをつたっている黒い忍者の様な人間だと思っていたら、ロボットだったり凄い可笑しかった。土産物屋やアニメのスチール写真もあった、あそこは1日中いても面白い場所だ。両方とも誕生までに七転八倒しているが苦労が実ったと思う。今度この本のパート2をつくるなら、「遠山の金さん」「吉宗評判記暴れん坊将軍」「大奥」「必殺シリーズ」「ご存じ女ねずみ小僧」などを採り上げてほしい・・。
【電子限定!描き下ろし特典ペーパー収録】1996年、日本。1人のフランス人が成田空港に降り立った。フランス生まれフランス育ちのフランス人女性・カレン(26)。パリのテレビ局で技術部長として日々奮闘する彼女が5週間の長期休暇の先として選んだのは、それまで全く縁もゆかりもなかった国―― 日本だった! 軽い気持ちで訪れた日本で、彼女の人生は大きく変わる。清潔な空港、定刻通りに動くシステム、雑多な渋谷の街並み、ガングロギャル、山手線のアナウンス、ガラケーとiモード、歌舞伎、着物、ウォシュレット……。彼女を魅了した様々な「日本」は、意外にもあなたの傍にある。主人公カレンの日本との出会いから、日本人との結婚、母国と全く違う日本での育児に奮闘するまでの23年間を描く、ちょっぴりノスタルジックな異文化エッセイ漫画!