“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種(グール)」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める──!
永遠の不良(ワル)・我妻 涼(あずまりょう)。 国外(パナマ共和国)へ――――!! 髙橋ヒロシ 伝説作品『QP キューピー』奇跡のスピンオフ開幕ッ!!!! 『QP キューピー』の中から生まれた不良漫画界のカリスマにして、 永遠の不良・我妻 涼の今が描かれる。 孤高の極道を歩み、巨大組織との抗争後に死んだと噂されていた我妻は、 海外の人身売買船の中で、囚われの身となって姿を現した。 日本を追放された我妻 涼と6人の“ならず者"(デスペラード)! 彼らは船から脱出し、流れ着いた中南米(パナマ共和国)の無法地帯で、 頂点(テッペン)を奪うべくチームを組むことに…。 ジャパニーズ極道 vs. 海外マフィアの超ハードな“国外不良道"が始まるッ!!
西暦2020年、犯罪急増都市・東京。ケンカが強くて正義感あふれる司は、ヤクザ同士の抗争で警官だった両親を亡くし、よりによってヤクザの組長・白神竜二の家に転がり込んだ。近未来天然色BOYS(?)アクション!
2020年の東京が舞台。 東京は大犯罪都市となっており、極道が街を牛耳り、殺人や婦女暴行が多発していた。 主人公の紅月司ら兄弟は、両親がヤクザの抗争に巻き込まれて亡くなっており、借金だらけの貧乏な生活をしていた。 そんな中、ひょんなことから司は、同級生で関東一の勢力を持つヤクザの親方である白神竜二のボディガードをすることになる、という話。 ストーリーのベースがヤクザの抗争のため銃撃戦や格闘が多く、少女漫画レーベルには珍しく組員などが大量に殺戮されているシーンも描かれています。 筆者によっては、読者の女の子に深いトラウマを植え付けるシーンにもなるのでしょうけど、本作のヒロインは死体の山のそばでラブコメを展開できるほど肝が座っているので、大してショッキングな光景にはなっていないので、子供が読んでも安心の内容となっています。 最近の少女漫画は序盤で思いが伝わっていて、中頃からはサブキャラクターの話や学校行事の話にシフトすることも多いのですが、本作は最初から最後まで一続きになっており、最後まで楽しく読むことができました。 序盤は文字が多くすごく読みづらいのですが、3巻くらいから面白くなってきます。 また、終盤はキャラも増えて話の筋を見失うこともあり、似たようなルックスのキャラも多くわけが分からなくなりそうになりました。 キャラに関しては、主人公たちが中学生にしては老けすぎているのも気になりましたが、顔が極端に小さく描かれているのが特徴的で、まるで恐竜のような頭身で不安になるシーンが度々あります。 絵柄にマッチしているので、気にしなければ気にならない程度なので、気にしないのが吉ですが、時々ふと、頭身を数えてしまう。。
by うにたべたい (528)