ささ さんのレビュー

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ささ

kagiluck
11ヶ月前

3.6

12巻まで読みました

王様ランキング

レビュー(530)件

既刊17巻

3.7

3巻まで読みました

宙に参る

レビュー(40)件

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ルリドラゴン

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3.0

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既刊2巻

4.2

2巻まで読みました

黄泉のツガイ

レビュー(277)件

既刊4巻

4.2

4巻まで読みました

すげーって思う作品って、はじめから異彩を放っている。

第一話では、青山霜介の異常なまでの鋭敏な感性が見出されるところから始まる。
こういう天才発見の話はだいたい全部好き。

続く第二話で、突然の新参弟子に千瑛が噛み付いたものの、すぐに
「気に入らないのは私の この未熟さよ」
「冗談じゃない…冗談じゃないのね おじいちゃん」
と、冷静な態度を見せる。

ここがすごいよかった。
好きな作品だ、って思った。
何もない青山の部屋と、切り込むような凛とした空気の千瑛。
切実で、真剣。
そういう人だからこそ持つ、人として優しさ、暖かさを感じた。

これは全体通してだけど、キャラの作り込みに厚みがあるというか、通底する「優しさ」がある。
浅はかキャラに見える小前君だって、友達想いで、他者への尊敬がある人だ。
「ツンデレ(千瑛)」とか「頑固オヤジ(翠山)」「技巧派イケメンエリート(斉藤湖栖)」みたいな”属性”に、この作者なりの「優しさ」「他者を尊重する気持ち」をうまくブレンドすることで、無二の”個性”に昇華している。

そして、やっぱり見応えがあるのは、そんなキャラたちの優しさに触れながら、徐々に描く線を変えていく青山の姿。
青山の描く線は、湖山のこの言葉によってひとつの完成をみる。
「ありのままに生きようとする命ーそれに深く頭を垂れて教えを乞いなさい」

儚く燃える蘭の命に、美しさを見つけ尊ぶ。
それは、自分の命の美しさを見つけることでもある、のかもしれない。

あとこれ小説のコミカライズなんだけど、空気の描きわけがうまくて引きこまれた。
凛とした空気、暗く寂しい空気、命を感じる暖かい空気、等等。

僕のなかでの三大コミカライズ作品は
『孤高の人』『魔王』と、この作品になった。

線は、僕を描く

レビュー(32)件

完結・全4巻

3.6

16巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

量子論をベースにしたSF。
ニューテスラエナジーっていう、世界を牛耳る隠蔽体質の組織で懸命に働く人たちを応援する漫画。

XYZに続くWという新たな次元から、コイルと呼ばれるパーツでエネルギーを取り出すことが当たり前になった社会の話。
そこで、不正にエネルギーを取り出す不正コイルがあって、それを回収するのが主人公の仕事。
主人公は激強ワケアリ世捨て人おじさん。
コイル発明者の百合崎士道が残したアンドロイド、ミラと一緒に悪党と戦う。
コミカルなノリで、絵が上手い。キャラが動き回る感じ。
色んな武器が出てきて楽しい。
伏線回収の仕方も鮮やか。
面白かった。

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量子論をかじってから読み直すとより面白かった。
観測された時点で可能性は結果になる。っていうのは確かに!と思ったよ。

絵がうまくて全員キャラが立ってる。
ルーザー・エリーの過去とか王子の生い立ち、もちろんキョーマとミラの秘密も、色々噛み合った伏線回収の仕方が鮮やかだった。
本当に漫画がうまい人なんだなーと。

ニューテスラエナジーの不穏な感じと、60人会議かっこいいよなー。
保険王は噛ませポジだったけどわりと殺されたのが後まで尾を引いてるとこ良かった。
そんでアレクサンドライトは完全にジョブズ。

ディメンション W

レビュー(53)件

完結・全16巻

4.0

16巻まで読みました

3月のライオン

レビュー(1008)件

既刊17巻

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