WORKING!!

高津カリノ

3.62

6119

発刊:2005.11.25 〜

完結・全13巻

『WORKING!!(1)』巻の書影
『WORKING!!(2)』巻の書影
『WORKING!!(3)』巻の書影
『WORKING!!(4)』巻の書影
『WORKING!!(5)』巻の書影
『WORKING!!(6)』巻の書影
『WORKING!!(7)』巻の書影
『WORKING!!(8)』巻の書影
『WORKING!!(9)』巻の書影
『WORKING!!(10)』巻の書影
『WORKING!!(11)』巻の書影
『WORKING!!(12)』巻の書影
『WORKING!!(13)』巻の書影
Emyさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.62

141件の評価

4.6

13巻まで読みました

高津カリノ氏のデビュー作。
アニメが3期まで放映された作品で、ヤングガンガンで9年以上連載されていました。

北海道のファミリーレストラン「ワグナリア」を舞台にして、そこで働く人々の日常を描いた4コマ作品で、キャラクター同士の掛け合いや恋愛模様が描かれています。
作者のウェブサイトで公開していた4コマ漫画が元になっていて、連載に伴い登場人物や設定を一新したものとなっています。
なお、元作品の"WORKING!!"も単行本化されていて、別途アニメ化し、雑誌掲載版のWORKING!!とコラボしたりもしています。

主人公はちっちゃいものが大好きなちょっと危ない高校一年生「小鳥遊宗太」で、小学生ほどの身長しかないちっちゃい高校二年生「種島ぽぷら」に誘われ、ワグナリアでバイトを始めます。
男嫌いで男を見ると即殴る「伊波まひる」、仕事をせず店のパフェを食いまくる店長の「白藤杏子」、一見まともだが常に帯刀している「轟八千代」、金髪でヤンキーっぽい見た目の「佐藤潤」に、店員の秘密や弱みを熟知している「相馬博臣」、そして家出中で住所不定、名前も本名か怪しい「山田葵」などなど、個性的すぎるワグナリアの同僚たちに囲まれドタバタの日々を描いた作品です。
基本4コマ(たまに4コマじゃない)で一話のページ数もそれほどなく、オチがしっかりしているので、長期連載の日常系4コマですが中だるみも感じず、毎話楽しく読めました。
また、ゆるいですがストーリーがあり、最終的には初期設定で述べられていたことも回収されていたのは見事に思いました。

ただ、登場人物、それも主要人物が多く、キャラの見た目上の個性がそれほど強くないため、後半「これ誰だっけ?」となることがありました。
小鳥遊母関連や山田の家族関連、真柴兄弟あたりが結構混ざります。
一方で、中心は小鳥遊くんなのですが、登場する全キャラクター主役でも問題なく動けるほど設定がしっかりしています。
最終的にはくっつくべきキャラクターはくっついて、その後の彼らを感じられる終わり方になっていたのが良かったです。
最初から最後まで、軽い気持ちで楽しめる作品でした。

1

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